さて今日の本題です。
お客様先では色々な質問や疑問を投げかけられます。そんな中でPDFの編集について聞かれることがけっこうあります。
PDFを編集するにはPDFを見るためのアドビリーダーでは駄目で、アクロバットという編集ソフトが必要なんですとお答えするのですが、アクロバットの値段を聞いた瞬間に諦めてしまう方がほとんどです。
自分はAdobeのCreativeCloudを利用しているのでアクロバットも使えます。ただ、アクロバットそのもので編集を行うことはめったにありません。特定のページ編集だったらイラストレーターで開いて修正を行ってしまいます。
恥ずかしながら、持ってはいるけど今ひとつ使い方がよくわかっていないソフトの筆頭格がアクロバットと言ったところでしょうか(・・;)。
話が脱線しました。
アクロバットを持っていない方がPDFファイルを修正したいと思った時に便利なフリーソフトが日経トレンディで紹介されていたことを紹介します。
【フリーソフト活用】PDFはワードやエクセルで編集できる!
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20150205/1062535/
紹介されていたフリーソフトの名前は
レニーPDFエイド
PDFファイルをExcelやWordなどに変換してくれるありがたいソフトです。
使い方は簡単で、「ファイル追加」アイコンをクリックして変換したいPDFファイルを選択、編集したいソフトを選択してから「変換」アイコンをクリックすれば各ソフトで編集できる形式に変換してくれます。
ものは試しとイラストレーターで作成してPDF変換したファイルをワード形式に変換してみました。
ドキドキ・ワクワク(笑)しながら変換されたWordファイルを開いてみたら・・・
まあこんなもんでしょ、といった感じですかね。レイアウトが崩れてしまうのは仕方ないでしょう。
イチから作ることを思えば、ここまで似たような形になっていれば必要にして十分です。これ以上を求めるなら本物のアクロバットを買えば解決できます。
この状態からレイアウトを再構築すれば後々ずっと手慣れたソフトで編集できるようになるのは大きなメリットです。この便利なソフトが無料で利用できるのですから本当にありがたいことです。
もしこのソフトに欠点があるとしたら、ただひとつ、残念ながらMacでは動かないところでしょうか。逆に言えば、Windows使いの人だったら入れておいて損はないソフトの一つですね。
これがWebツールとしてWindows/Mac問わずにインストール不要で使えるようになったら最高ですね。将来に期待したいところです。