Lenovo ThinkPad W540 試用レポート ThinkPadT510比較編1 | いさおリンクのインターネット羅針盤

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季節の変わり目と言うこともあるのでしょうか、ここ数日鼻がグズグズいうようになりました。やらなきゃいけないことが色々ありますけど体はひとつしか無いので無理せぬように過ごしたいと思います。

さて今日の本題です。

お借りしていたLenovo ThinkPad W540のレポートを書いてみようと思います。モバイルワークステーションとして圧倒的なパワーを誇るこのマシン、動きは軽快と言う表現を超えて俊敏という表現がピッタリです。昔風に言えばフラッグシップマシンでしょうかね。

ちょうど手元に数年前に現役で利用していたT510があるので、W540との比較を交えながら書き進めていきます。まずは全体像から。

写真左がT510、写真右がW540です。上から見た大きさはほぼ一緒ですね。W540は巨大なACアダプターが目を惹きます。



このACアダプター、大きさもさることながら重さが気になります。測ってみたら594gもありました。この大きくて重いACアダプターとW540ををカバンに入れて持ち歩くのは現実的ではありません。移動も可能と言う程度に考えるしかないのかな。



ちなみにT510のACアダプターは404gと200gほど軽いです。大きさもまあ納得できる程度に収まっています。自分はT510と、このACアダプターを毎日持ち歩いていました。合計3キロ位になっていたから重いといえば重いけど、仕事の必需品だから持ち歩かないという選択肢はありませんでした。

なお、あまりの重さにカバンはすぐにヘタってしまいます。それとズボンの腰の部分はカバンに擦れてすぐにガサガサになるし、カバンは擦れた部分がテカテカになってカッコ悪いです。ズボンやカバンを長持ちさせるためにコロコロ(キャリーバッグ)曳いて歩こうかな・・



参考までに今使っているMacBook Pro Retina 15のACアダプターは313gとかなり軽く、何よりもコンパクトに収まります。

Lenovoに限らずWindowsパソコン全般に言えるのはACアダプターとケーブルがごっつ過ぎること。使う人のことなど二の次、コストしか考えていないようでとても残念です。

液晶ディスプレイを開いてみたところ。左がT510、右がW540です。W540は3K(2880x1620ピクセル)液晶なので広々。等倍でYahoo! を表示しても画面の半分以上は他のことに使えます。左のT510はフルHD(1920×1080ピクセル)と比べて見るとその差を理解していただけると思います。

※左のT510がずいぶん紫がかって見えるのは経年変化だけで無くてトラブルが起きている可能性あり。調整しても良くならない&見えない訳では無い&交換したら新品パソコンが買えてしまいそうなので壊れるまでこのまま使う予定。





続いてキーボードの比較です。こちらはW540。右にテンキーがあるので全体が左に寄っています。最近はこういうテンキー付きのキーボードが増えているようですが、斜に構えて操作しているようで自分は馴染めません。

トラックパッドは大きくて使いやすそうに感じます。でも・・・ ThinkPadに限らずトラックパッドがデリケートすぎて操作するのに神経を使います。もちろん慣れで解決できるのでしょうが、普段MacBook Pro Retinaのトラックパッド操作に慣れ親しんでいるのでWindowsパソコンのはどうにも苦手です。

まあThinkPadの場合は赤いポッチ(トラックポイント)があるから安心です。マルチタッチ操作はできないけど、繊細な動きにも対応してくれるトラックポイントはお気に入りです。



こちらはT510。キーボードは若干オフセットされているけど、ほぼ正対して操作することが出来ます。アイソレーションタイプになる前の古臭い感じのキーですけど、タッチはアイソレーションよりおこちらの方が好きですね。なお、これを現役で使っていた時はトラックパッドは無効にして使っていました。



続いて外観の比較を。同じ黒色ながら淡い方がW540です。見て頂ければわかるようにW540の方が薄くて持ち運びやすいです。



W540もT510も光学ドライブは脱着式で、増設HDD/SSDを組み込むことができます。昔はバッテリーもあったけど今でもあるのかな? W540ではRAID構成にすることも出来るようです。




以前からLenovoを知っている人が違和感を感じるであろう部分がこのロゴ配置。以前はディスプレイを閉じた状態でLenovoのロゴが読めましたが、最近はディスプレイを開いた状態で裏から(机で正対している相手から)見るとLenovoのロゴが読めるようになりました。会議でプレゼンをする時等に目立つからなんでしょうかね?



背面からみたところ。上がT510、下がW540です。ウルトラベースなどと呼ばれるドッキングデバイスと接続するためのコネクターは両者ともあり、ディスプレイの追加など各種機器の増設が容易になっています。W540のコネクターはずいぶんとコンパクトになっているのが印象的です。



肝心の性能面ですけど、W540はごく普通の操作をしているだけでその高性能さがわかります。感覚的にはT510を倍速で使っているような感じでしょうか。普段使っているMacBook Pro Retina 15 よりも軽快に感じますね。

もう少し詳しく書きたいのですが、もう時間も時間なので今日はこの辺で。続きはまた明日以降に書きます。