さて今日の本題です。
引っ張りに引っ張ったParallelsの話題、今日はParallels Accessについて書いてみようと思います。
ちなみに過去の記事はこちら
ParallelsAccessはスマホやタブレットからMacやWindowsを操作できるリモートDesktopアプリです。詳しくはメーカーのサイトをご確認ください。
http://www.parallels.com/jp/products/access/
自分の環境ではiPhoneとiPadにインストールしてあって、アカウント情報を確認したら2013年12月27日に購入したようなのですが、当時の記憶が全くありません(^_^;)。必要と思って買ったんだけど、実際にはどこに行くにもMacとiPhoneとiPadを持ち歩いているので使ったのは最初のうちだけでした。
今回、デモをしていただいた時にiPhoneの中でIllustratorが動いているのに感動!
「これを使わないのはモッタイナイ」と思って、帰ってから自分でも試してみました。
サインインはログインID&パスの他に、facebookやGoogleのアカウントからでも行えます。
Parallels Access Agent が既にインストールされているのでMacが現れました。クリックすると接続が始まります。
https://access.parallels.com/#/download
接続されるとParallels Accessの画面が出ます。iPhoneの画面に各ソフトのアイコンが表示されているのですが、まるでMacのLaunchpadのようで不思議な感覚に陥ります。
Illustratorを起動してみたら、ホンモノのIllustratorがiPhoneの中で動いていて感動(笑)。ただ、実際に操作してみると画面が小さすぎるのと動きがギクシャクしていてストレスが溜まります。
何とかこれらの不満を解消できないかと外付けのBluetoothキーボード(ThinkPad英語キーボードで赤ポッチのトラックポイント付き)、Lightning-HDMIアダプター経由でデジタルTVに画面を出力。これでどうだ!
と、アイディアは良かったんですけど、
◆キーボード:文字入力はスムーズにこなせるもののマウス(ThinkPad)が使えないので結局、要所要所で画面をタッチするのは変わらず・・ 画面をキーボードを行ったり来たりすのは苦痛です。
◆HDMI出力:iPhoneで見えているのをそのままを表示するだけなので、画面の狭さ&使い勝手は変わらず・・
こりゃダメだ(T_T)。
ではiPadではどうなのか? 同じようにセッティングしてみたら・・・
こちらの方が高精細に表示されるので使い勝手は良いです。まあでも本気で戦えるのかと問われたら「無理です」と言うしか無いレベルにとどまっています。
もちろんこれはParallelsに問題はなくて、iPhone、iPad、iOSの制限からくるものなのでどうにもなりません。Appleの今後のアップデートに期待しましょう。
Parallels Accessが役に立つのは、急なデータ修正を迫られたときに多少時間はかかっても、編集作業が行えるというシーンでしょうか。
ただ、自分だったら・・
※前提として普段からDropboxにデータを置くことにします。
出先などで自分のパソコンがない状態でIllustratorやPhotoshopの操作を迫られたら、客先の理解が得られるようであればAdobeの体験版をインストールして使う方がよっぽどトータルの時間は短くて済むように思います。
MicrosoftOfficeだったらWeb上で利用できるWebアプリで対応すれば何とかなりそうな気がします。
Parallels Accessはそれらの手段が使えない時の最後の砦と言った感じでしょうかね。まあ2年で3500円だったら保険の意味で契約して損はないと思います。
Parallels Accessについてはこんなところでしょうか。
今後のParallelsに望むのは・・・ 技術的な問題を別にしての純粋な希望で言えば、iPad上で仮想OSとしてMacOSXが動くようにして欲しいですね。もしこれが実現できたらMacが売れなくなってしまうから技術的にクリア出来てもAppleに遠慮してやらないか。
約2時間にわたって行われたParallels Night。自分にとってはとても実りのあるものになりました。最後に参加者の皆さんで集合写真を撮って解散です。
自分にとってMacとWindowsは無くてはならない存在で、それらをシームレスにつないでくれるParallelsも無くてはならない存在です。自分が仕事を行えるのもParallelsが1台のMacで全てをこなせるようなソフトを開発してくれからこそ。Parallelsには感謝しています。そして、これらかも使い続けていくつもりです。
Parallelsには今後も高速性と安定性に磨きをかけつつ進化していって欲しいですね。
最後に・・・
貴重な機会を与えて下さいましたParallels社の皆様、本当にありがとうございました。