WindowsVistaをインストールにはDVDから起動する必要があります。ThinkPadX61はDVDドライブが付いていないため、通常は外付けDVDドライブが必要になります。
ありがたいことにThinkPadシリーズはビジネス用途にも十分配慮しているため、本体底面にドッキングステーションと呼ばれる装置を取り付けることが出来ます。そこにはDVDドライブや各種コネクターが用意されていてマウスやプリンター、外部ディスプレイを接続することが出来るのです。
このThinkPadX61を中古で購入した時にドッキングステーションが+1,500円位で買えたので一緒に買っておきました。あの時何気なく買っておいてよかった。※この装置の詳細は後日改めて書きます。
ThinkPadX61のドッキングステーションにWindowsVistaのDVD-ROMを入れ、一旦電源OFFにしてから再度ON。起動時のBIOS表示されているときにF12キーを押し続けると・・・ こんな感じでBOOTメニュー(起動順位を変更する)が出ます。今回はDVDから起動するので「2.」にカーソルを合わせてEnter。
そうすると、黒画面の左上に英語で「DVDから起動するかい?」と聞いてくるので再度Enterキーを押すと、WindowsVistaのプログラムを読み込み始めます。
けっこう待たされるな~、と思う頃にようやくWindowsVistaのメニュー画面が登場します。何だか懐かしい画面であります。そのま「次へ」をクリック。
お約束のライセンス条項画面です。この文言を解読できる人が果たしてどれだけいるのか・・・ 殆どの場合、だいたいそのまま「オケ」しちゃうんですけどね。
今回はWindowsXP→WindowsVistaへのアップデートなので「いますぐインストール」をクリックします。というか、他に選択肢がない・・・
と、アップグレードがグレーアウトされており、カスタムしか選択できません。5年以上前にvistaをインストールした時の朧気な記憶を呼び覚まそうとするも全く思い出せず。確か新しくWindowsvistaをインストールすれば、Windows.oldフォルダが出来てWindowsXPの時のデータはそこに保存されたはず。
まあ、このパソコンは操作説明用なので無くなって困るデータはありませんから、このまま「カスタム」で進めることにします。
インストールするドライブの選択画面が出ました。容量が少々物足りなく思えますが、この頃はハードディスク容量80GBとか120GBが一般的だったのです。
特に何か入れていたつもりは無いものの、空き容量は23.8GBしかありません。システム要件は「15 GB の空き領域がある 20 GB のハード ディスク」なのでぎりぎりセーフ、あぶねー。インストール後は先程のWindows.oldフォルダーを他所に移動するのでこれでも大丈夫でしょう。
インストールの長い旅が始まりました。もうやることはないので待つだけです。
と、怪しげな黒バックの画面が出ました・・・ この画面そのものは見慣れていますが、WindowsVistaのインストール時に出ていたかどうか記憶がありません。問題無いとは思うけど、けっこうこの時間が長くてやきもきします。
しばらく待ってようやく次の画面へ。だが、これもひたすら真っ暗で悩ましい画面であります。何か動きをつけて欲しい・・・・
カーソルが出てくれてほっと一息です。
やっと待ちに待った画面が現れました。今から見るとずいぶん古臭く感じます。さあいよいよWindowsVistaのセットアップだ!
と、いよいよ本題が始まったところではありますが、今日はこのへんまでとしておきます(^_^;)。
実はここからがまた長いのです。なんせ数年分のアップデートの蓄積がありますから・・・