もうホームセンターにも地下茎が売られるようになった今日この頃、皆様方におかれましては日々御健勝のこととお慶び申し上げます。
まあ庭の菜園の雪の方はまだ溶ける気配はありませんが。これが無くならないことには何もできないから、雪を融かせる設備のある人が羨ましい。
自然を強引にいじってまで家庭菜園はするものではないと思っているので、
早く暖かくはなってほしいけれども「汚物は消毒だー!」などと言いながら火炎放射器で雪を溶かすようなことはやらない。
大体ガソリンも灯油も酷い値段になっているので頑張れば頑張るほど財布に深刻なダメージがいく。
自力で気合の入ったことをやるとしても、完全に雪が溶けてからマルチや小さい温室を設置して雪が降る前に撤去するくらいが精一杯である。
冬も家の中で植物を育てたいが花にはそんなに興味がないし、同居人が虫がつくとか何とか文句を言い始めるため、
凍ったらダメになる野菜の種を屋内でプランターにまいて春まで低温で育てるのが関の山である。
もっともアブラムシとかもうすでにいるし、苔とか食べる小さな虫とか、何か知らん羽虫とかそろそろ出て来る時期である。
夏なんて家の中に植物を置いて無くても勝手に虫がわいてくるのに植物もくそもないと思うのは気のせいなのだろうか。
大体虫を呼びたくないなら仏花も造花にすべきである。生ゴミとかもう庭で燃やせないご時世だが、本来何かとまとめて燃やしてしまいたい。
それをごみ袋とか冷蔵庫に強制的に保管させる限り虫がわくことは避けられない。
生ゴミを庭に穴を掘って埋めて発酵させるにも時間がかかるし、なんなら嗅ぎつけた虫が余計にやってくる。
仕方ないので昨年末に米ぬかを撒き散らしたし、今年もマヴァンプをまいて特に臭いの出ないようにやるしかない。
有機農法とか簡単に言うが手間暇と時間と広大な面積と容積がかかる作業は狭い畑ではできない。農薬だけは極力使いたくないけれども。
菜園が狭いから増えたニラと水仙は接近して間違えそうになるし、既に一部花卉と野菜が混ざってしまっている。
私からすれば野菜とかもきちんと育てればちゃんと花が咲くと言いたいが、華やかな花を求める人にはそうではないらしい。
それは生物の真相を見ていない。
誠に遺憾である。