昨日も酒なんて滅多に飲まないと書いた。
自他ともに酒を飲んだ後の醜態に耐えられなくなるからである。
五月蝿い人や絡む人、演説を始める人(これは自分)とにかくろくな人がいない。
静かにしんみりと過ごしたい人間はデスメタルを鳴らすとき以外は極めて静かである。
デスメタルをよく聴いていたのは一人暮らしで自然もクソもなかった住宅街の中のアパートに暮らしていた頃だった。
自然もない。外は車や二輪車がやけにうるさい。窓の外を眺めても隣の家の窓が見えるだけで、特に何の変哲もない。
ただでさえ五月蝿いのに自分が酒を飲めば狭い家が余計に五月蝿い。一体そんなことをして何の解決になるのか、と思って酒はやめた。
メタルはやめてません。
それに突発的に何処かに出かけたくなる人間に酒を飲ますと車に乗れなくなるから、昼から酒なんて論外である。
別に飲み会に行くのは酒を飲みたいからではない。騒ぎたいわけでもない。義務感で出かけて帰るだけである。
飲み会や宴会の時間をヘッドホンでクラシックを流しながら流せたらどれだけ平和か、なんて何度思ったかわからない。
同じ人が同じ話を始めて、一部始終本当に大して変化のない自慢話のような何かを、
黙って聞いているのは本当に辛いことである。アルハラ以外にどう表現したらいいだろうか。
そんなことにはなりたくないから酒は飲まない。自分もとても五月蝿いことを知っているし、五月蝿くて人を疲れさせるから。
最終的に飲み会に出なければほぼ全ての問題が解決するんじゃないか、と思って本当に飲み会に出てない。
出たら出たで速攻帰ると言い出しかねない。
そんな奴に酒を飲ませば愚痴から入って愚痴に終わるだろう。そして誰がこんな奴を連れてきたんだ、と周囲を含め説教されるだろう。
当然そんな酒は飲みたくない。
誠に遺憾である。