強いにおいとか小さい頃から天敵である。今でも大して変化はないから、強いにおいがする場所には近寄らない。近寄れないともいう。
整髪料、香水、柔軟剤、タバコ、大抵の強いにおいがするものは強引によけるので、基本方針としてノースメル、
それかディフューザーか何かでかすかなフレグランスをつければよろしい。
とりあえず車内に芳香剤を設置するのは方向性が間違っているとしか思えない。なんならそれだけで具合が悪くなる。
夏とかは暑さに弱く汗っかきなので汗臭さには自分も自分に閉口しているので、そこだけは本当に何とかしなければならない。
かといって強い香水をつければかえって体調を崩すことになってしまう。ダブルで鼻が耐えられなくなってしまう。
エアコンがついていない家に住んでいたころは、夏など家に帰ったら即シャワー、夕飯後、夜に身体が少し汗臭くなったらシャワー、
そして就寝前にシャワー、ということをやっていた。アトピーで痒くなるのもあるが、汗臭さに耐えられないのもある。
エアコンのない生活なんてなんという拷問であろうかと毎年思いながら。
自分が自分に抱く感情ですらこんな体たらくなのに他人が無自覚に変な臭いを振り回していたら近寄りたくもなくなる。
なんなら脳内に嗅覚のスイッチのオンオフ機能とかつかないですか、と思うくらいには。
小学生になる前から親や親戚のタバコをやたらと吸うのに巻き込まれて、遺憾の意とか、嫌悪感とか、敵意とか、何回思ったか知らない。
数え切れないからである。今は親も禁煙したので同居出来るが、今もタバコを吸うならば実家に帰っていないかもしれない。
なんなら死に目に会いに行かないかもしれない。それくらい恨みが骨髄に達している。
分煙するのなんて数十年遅いとまで思っている。タバコを吸う人は全員別の部屋か、異動で何処かに行ってくれとふらっと思う。
なんかふっと誰かタバコを吸って、直後に仕事場に戻ってきた時になんて、時折ちょっと一回でいいから滅びてくれないかとか思ったりもする。
タバコとタバコを吸う人が絶滅しないかな、なんて思うのは日常茶飯事である。チャメシ・インシデント並みに日常である。
小さい頃からの不快感というのは拭いきれないものである。今の言葉で言うならば本当に言葉違わずハラスメントである。
だから来客用に灰皿なんて用意しません。
もし灰皿なんて万が一自宅にあったら、二時間ドラマの犯人が手に持って喫煙者の後頭部を的確に殴りつける専用物扱いである。
タバコを吸う人が不快感をもたれるなんて因果応報かつ自業自得だと私は思っている。
なので分煙、禁煙の措置をしていない店、喫煙者を室内に放置する一般家庭には行かない。
しかし悪臭というのはタバコという悪習に限らず先述のように強い香水、汗等の体臭、欧米の洗剤など何でもござれである。本当に耐えきれない。
誠に遺憾である。