色々な苗を家庭菜園に植える際にその前に土作りからするとか書かれているが、苦土石灰をウッカリしたら苦海浄土と、
何の関係もなく勝手に読みちがえる今日この頃、皆様方におかれましては日々ご健勝のこととおよろこび申し上げます。
自分がいるのは冬には深い雪の積もる、所謂寒冷地である。何がひどいかと聞かれたら冬は氷点下になるし、地面が氷や雪に埋もれる。
当然植物を植えても育たないどころか発芽すら怪しい。発芽させるなら屋内でストーブでも焚きながらやるしかない。
お蔭様で種の裏に書いてある「植え時」とか「種蒔きの時期」が参考にならなくなる時もあって、
一年通して取れるような作物も冬が来るから全部枯れて引っこ抜いておかなければならなくなる。
多年生草本も大体一年生草本と同じ扱いになる。実がなっている期間も実に短い。
氷点下でも根っこが生き残る植物か球根でもなければ冬はとても生き残れない。
熱帯の植物を植えるとまず枯れるか実がならなかったりするので、気温は本当に重要なのだと思いました。
かといって暖房をつけて室温を保持したら一般家庭の家計では財布がすっからかんになる。灯油代も光熱費も肥料代も高くなる。
玄関から車道までのロードヒーティングでも費用の割に効果が見込めない、と思って止めてしまった。
促成栽培とか本当に本業の人がするべきものだと思いました。
とりあえず秋まきの種、というのは根本的に室内以外では全く意味をなさなくなる場所になっているので、
植え替えて雨風にさらしたらとても貧弱で勢いを取り戻すのに時間がかかりました。
昨年度は何か適当に植えたら二月位にナズナが徒長して大変なことになりました。花を咲かせて種を作りたいからといって急に伸びるんじゃない。
なおトマトはもっと徒長して自滅しました。一体植物とは何の因果で急に伸びるのか。
茎が植え替えする直前に数十センチ伸びるとか部屋に置けなくなるんで勘弁してください。
冬に家の中でプランターで無事植え替えが済んだのは百合の球根とニラ位で、あとはもう何か見た目が変になってしまいました。
これだから寒冷地は(責任逃避)
親にも怪しげなものを栽培していると怪しまれたわ。誠に遺憾である。