親は気楽に介護とかいう、私は言えない | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

私の親は簡単に介護とかいう。何かあれば入れる施設があるだろうと考えている。


しかるに自分はどうであろうか。少子高齢化の煽りを直撃したような崩れかかった人口ピラミッドの形になるのは目に見えているので、

果たして自分が高齢化した時に介護を受けられるのであろうか。

ましてや自分は障害者である。それも単純に分類しても精神の類の。

ただの要介護の高齢者でも何処かで勝手にぶつけたり転んだりしてインシデントを起こしたり、

風呂やトイレも介助しなければいけなくなったり、食事とかも嚥下機能とか栄養とか沢山いる人のアレルギーや好みを考慮しなければいけなかったり、

介護自体が茨の道でおまけに給料もそんなにいいわけでもない、となれば、

本当に自分が高齢化した時の社会構造自体が今の状態からガタガタに変化していることも考えて行動しておかねばならない。

なんなら介護を一切受けないで、あるいは拒否して姥捨山のごとく山奥に引きこもるか。

人間嫌いに介護援助を受けさせられるなんて拷問にも似たようなものであろう。

怪我したから急に人恋しくなんてならない。むしろそういう時にこそ親切を押し売りにしに来そうな人がいる気がする。

認知症になったらおそらく前言はすべて撤回しないとならなくなってしまうが、そうでもない限りは一人でいて全ては自己責任にしてもらわないと困る。

誠に遺憾である。