髪の話をするとぶん殴られる恐れがある | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

「自分の髪とかすぐ伸びるし量は多いし毛は太いし定期的に床屋に行かないとすぐボサボサになる」などと言ったら誰かに殴られかねない。

実話ですが。

実話ですが鬱陶しいものは鬱陶しい、と言えば追い打ちを喰らうだろう。

髪が太めでびっしり生えるから、アトピー持ちとしてはこまめに切らなければいけないし、

アトピーでフケが絶えないのでちょっと頭に触れば金田一耕助並みに何か白いものが落ちるので迂闊に頭に触れない。

なのでスキンケア的な意味で床屋に行かないとダメなのであるが、

床屋も田舎だと個人経営の店しかないため、チェーン店で安く済ませるという選択肢はない。

いざとなったらバリカンでも買って自己責任の上で五分刈りにでもしなければならない。

バリカンを買わねばならない、と思うのは個人経営の床屋の人が高齢化しているからである。

跡継ぎとかいう話はついぞ聞かない。過疎地で床屋の近くにある服屋も薬屋もおおよそ閉店したり更地になっているから仕方がない。

床屋でも田舎で固定客(高齢者中心)を相手にするよりはもう少し流動的な方がいいのだろうか。

とは言え急に床屋を変えると新しい髪型に違和感が出てくるので、不満を承知で自分で刈るか全てを諦めるしかない。

適当にやったら「母さんが言う「こういうパーマは変だ」と死のう!」になりかねない。

一回引っ越した時に床屋も変えたが違和感が拭えなかったので、髪を切るために地元に帰るなどという訳の分からない行為をしていた。

黙っていたら一ヶ月過ぎたあたりから髪がむさ苦しくなり、一ヶ月半で完全に髪が存在していることに怒りを感じるようになるから、

定期的に床屋か何処かで髪を切るという選択肢は無くならないのである。

でも髪を切るなんて面倒とか言ったらセンシティブな話題になってしまうから間違いなく人によってはぶん殴られるのである。

誠に遺憾である。