私には生活の基盤なんてないが、可能な限りDIYするようにしている。
何故なら人間関係が致命的だからである。
自分が持っている障害の特徴を端折って説明すると、
①コミュ障
②KY(空気が読めない)
③なんか知らないけど職人レベルの繊細さ
があるが、これなら何を頼んでも成功しないだろうと思う。私も可能な限り人の手を煩わせたくない。
自分のことは自分で片付ける、自分でも納得できない出来になる時があるのに、
不確定要素だらけの状態で人に物を頼むなんてそもそもトラブルの元だと思っている。
腕や脚が潰れない限り、自分で片付けることは極力一人で片付ける、誰かの手なんて借りない、
借りたら返さなければならなくなって一層面倒くさい。お金のかかった依頼なら報酬のやり取りが終わったら縁の切れ目である。
本当に何か困窮して頭を下げなければならないときに、関係が悪化していたらどれだけ頭を下げても無駄なことは分かっているので、
どうでもいいこと、小さなこと、何か面倒だけれど一人で何とかなりそうなことは自分で全部やる。
インフラの整備など専門的な知識がないと死ぬ可能性のあるような事以外は極力自分でやる。
なので人を使いパシリなんて診断が降りてから頼んだ記憶がごく稀にしかない。
まあ診断が降りてから昨年まで一人暮らしをしていたので元々頼む人はいなかったけれど、
人に連絡するのが嫌な人間なのでプライベートで誰かに来てくれとか頼んだ覚えなどない。
出来ることは可能な限り自分で片付けてきた。簡単なこと程人には頼みたくないから。
簡単なことを頼むときに何かがすれ違ってヒビが入れば重大なときに何もできなくなる。
私にとっては、人に物を頼むこと自体が緊急事態なのである。
緊急事態扱いの出来事なんて可能な限りなければない方がいい。
人に頼んでまでしなければならない事とは一体何なのか。自分で出来ることを人に頼んで何をどうしようというのか。
そこがわからないから私は人間のことがちっとも分かっていないのである。
誠に遺憾である。