ある日家に帰って自室でくつろいでいると蟻が走っているではありませんか。
即刻潰して(死んだ虫は苦手ですがアリは去年潰しに潰したので比較的慣れました)
自室の壁と床の隙間らしき場所に何となくアリの巣コロリを設置して様子を見たら数時間後にはもう蟻が集まってました。
片方は昨年の使い回しなのによく集まるもんです。流石ちゃんとしたメーカーの作った殺虫剤です。
横に昨年酷使したけど余ったアリメツも設置して、今年の夏はまた戦いが始まるのです。
大量の蟻を見たら例のごとくSAN値は遠慮なく下がるので、一通り毒を持ち帰って経過を見たら、
壁と床の隙間をパテかテープで塞ぐだけの暗澹たる作業も始まるのです。
去年も全く同じ作業をやりましたが、別に家の老朽化が止まるわけではないので、
しばらくしたらまた隙間が広がっていくことでしょう。誠に遺憾である。
というか侵入箇所が昨年隙間を埋めた所のすぐ隣なので、単に部屋の床が沈んでいるだけの話である。
昨年は家の外の近くに巣をつくられたので遠慮なく殺虫剤を巣穴に撒き散らして退散願いましたが、
今年は今のところ、どの場所にアリの巣があるかわかっていない。どこから家に入ってくるのかは分かったが、一体どこが棲家なのか。
家の隙間から出てこられると巣の穴なんて見えないので、何とかしたいがどうにもならない。
毒がちゃんと効いてくれるのを願うだけである。あとはしっかり隙間を塞ぐしか無い。
去年も強引に塞いだのに。
ここ数ヶ月くらい、いつも「誠に遺憾である」を締めに使っているが、家の中で蟻が平気で歩いていることほど、
生活の中では遺憾なことはないだろう。つまり、自分の部屋も汚れや環境的な意味では完全に遺憾なのである。
本当に誠に遺憾である。