邪神に祈りでも捧げたくなる痒み | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

何か目の前に変な異形をしたクトゥルフ系の見た目をした名状しがたき存在がいきなり目の前に現れて、

何か適当なものと引き換えに皮膚のかゆみや痛みをとる、と言われたら、

今の自分なら多少は妥協してしまうかもしれない。


痒み止めが効かない痒みって本当に憂鬱になるというか神経質3割増しみたいなものだし、

今は障害者の作業所にいるが、いつ身体のどこに強いかゆみがやってくるかわからない状態で、

きっちり雇用契約を結んで一定の時間働けますか、と聞かれたら簡単にはいとは答えられない。

ちゃんと仕事内容を聞いて厳選しないといけない。選り好みをしている場合ではないのは知っているが、

身体の状態はちゃんと厳選しろと言ってくる。とりあえず不潔になるような作業はできない。

変な液体がこびりついてもっと痒くなれば長期離脱になりかねない。

迂闊に汗もかけないし、長時間軽作業(という名の肉体労働)をしていれば、

数時間で手足に蕁麻疹が出て来て見たらわかる状態になっているので、

本当に迂闊に疲れられない。24時間戦えるどころか4時間戦えるかもわからない。

去年までは5時間から6時間戦っていたのだが、実家に帰ったら皮膚炎が悪化して戦えなくなった。

軽い感じで痒くなるので軽く集中力が途切れたり、目の前の仕事に向き合えなかったりする。

気合と努力で何とかなるのであれば薬になんか頼ったりしない。

薬にも頼った上でもう付き合いきれない、という痒さなのである。

あまり変な痒さが続くとどうして生きているのかを問い始める事になる。

あんまり長く痒みが続いたら、病院に自分を放り込んで治験でもなんでもしてくださいと投げやりな気分になる。

とりあえず新型コロナワクチンを接種してからお肌の違和感がバンバンなのでドクターストップがかかったらもうワクチンは打たない。

打たないというより身に危険が明確な形で及ぶので打てない。

呼吸困難とか心筋炎とか副反応ではよく取り上げられるけれど、皮膚だって副反応がでるのです。

皮膚の副反応でも蕁麻疹はよく聞いたけれど、上半身が真っ赤になるなんて聞いていない。

補償とかあったらちょっとだけ気にはなる。

現状そんな感じなので無理は出来なくなっている。今までやって来たことがどこまで出来なくなっているかも、

新型コロナの影響で身体を動かす機会が減っているから確かめようにも確かめられない。

そんな感じなので、冒頭のように邪神に祈りを捧げて願いが通じるならそれでもいいか、などと意味不明な事を思いながら過ごしている。

自分にとって皮膚炎とはそういうものである。