自分で自分を出す、意欲的に何かをする、そうすると自分が滅ぶ。
そういう事に慣れると、努めて自分を出そうなどとは思わなくなる。
ギリギリのところで世の中に引っかかる程度で生きていければ自分的には問題はない。
ただ、他から見たら引きこもりかあるいはもっと危ない組織の人とでも思われる事だろう。
自己顕示欲を満たす、というのは適度に必要なものだろうとは思うが、
対人関係力の都合上、自己顕示欲を満たそうとすると大抵誰かが犠牲になるので、
それなら奥に隠れていた方が平和になるのではないかとは長々と言っている。
社会参加とか社会復帰とか簡単に言うけれども、今までに社会に与えたダメージとかをざっくり考えても、
そう簡単に復帰できるほど罪は軽くない、と私は感じている。
復帰できるかできないかの境目あたりをうろついて、それっぽい気分になればいいのではないかと思う時もあります。
人と人との適切な距離を知らないというのはそれくらいの罪である。
罪ではないかもしれないが自分にとっては罪である。人に知られる事自体が罪なのかもしれない。
考えれば考えるほど何かに引っかかる気がしないでもないが、どこを歩いても引っかかるようだと、
「もう止まってもよくない」とは考えるのである。