最近は何でもAIと言う様になって、将棋とか囲碁とかではプロを負かす様になって、
人工知能とは一体何か、いずれは人間を凌駕していくのか、と思ったら、
絵描きの方向にもAIで自動作画をするアプリができて、風景画とかなら少し手直しをすれば普通の作品と遜色ないそれらしき物が出来上がる。
人物画になると、AIに何を描かせるかの命令文プログラムを送って、
人工知能に絵を描いてもらう事になる。
様々な人がAIに色々な命令をして絵を描いてネットに公表しているのを見たが、
色々な作品を見る限り風景はできても、人間、特に末端の指とか関節とかに妙な違和感があってキュビズムが入った感じになる。
背景には謎のクリーチャーが混ざり込んで、シュールレアリズムとかシャガールをアニメ化したような感じのものが映り込む。
あとは一人だけ描画するなら破綻は少ないが、複数の人を並べたり、
触れたり何かをやり取りさせる、というような相互的な描写、というものはバリバリ破綻するので、まだまだ遠い感じを受ける。
なんか油断するとHRギーガーとか軽くSAN値が下がるホラー気味のが出来上がるので全く油断できない。
自分の場合何を描いても福本伸行みたいな絵にしかならないので、AIで幅を広げられるなら広げたいと思ったが、
まず英語を理解しなければならず、アカウントとかプログラムもある程度の知識が必要であり、ものによっては月額課金(ドル)が必要、
なんかうっかり踏み出すにしてはハードルが高いので、あれこれ始まったばかりなのが慣れて公式が日本語に対応するのを待つとか、
AI作画で完成した絵に埋め込まれた作者の指示などを見て勉強しなければならない。
なので自分が手を出すとしてももう少し先の話になるだろう。
何よりAIによってはパソコン側にも性能が求められるようになるので、
ギリVRが動くように数年前に組んだパソコンでは動かしたとして動くのかも微妙である。
この半導体高騰の時期にグラボを新調だなんて清水の舞台から飛び降りるようなもので、
そのまま地面にめり込むレベルで飛び込まなければならないので本当に懐が痛い。
夢の技術、にはまだまだ越えなければならないハードルは結構多い様である。