一人暮らしをしていた頃は、10数年一人暮らしをしていたにも関わらず、
家の中に人を入れるということはほぼなかった。家族すらろくに入れてない。
知人とか友人とか指で数えられるくらいしか家に入れてない。しかもそれもかなり昔の話である。
一般の仕事をしていた頃はあれこれ人を入れたり勝手に来たりしていたのだが、
そういう生活サイクルを続けていたら胃が痛くなったり気が重くなったり虚空を見つめるようになったので、
手帳をもらって障害者就労を考えるようになってからは、ほとんど誰も家には入れない。
福祉関係者とか、今後のプランを検討したり、何か福祉関係の話をするとき、
今現在の生活状況を確認するために自分の福祉担当の人を入れたことはあるが、
それ以外のプライベート上の知り合いなんて正直家に入れたくない。ぶっちゃけ福祉関係者以外には自宅の位置もできれば知られたくない。
個人の時間はあくまで個人の時間であり、プライベートは厳重に管理されなければならない。
それは他人から自分だけではなく、自分から他人でも同じであり、
自分から誰かに(仕事以外で)個人的に電話やメールで連絡なんてしないし、このブログ以外にSNSであれこれするなんて論外である。
それ以前に他人と関わるようなSNS等コミュニケーションツールを入れようと思うこと自体が精神的健康に対して致命的である。
一応LINEは家族で使っているが、メインで使っているスマホには入れていない。
自分よりも自分の親の方がLINEを使いこなしているし、親からはなかなか連絡がつかないと言われる。
当然家族以外だと誰も登録していないので、親と同居している今なら特にLINEを入れる意味もない。
他人と漠然と繋がっているという感覚が身体に合わないので、年賀状とか季節の挨拶とかも一切やっていない。
スマホをバンバン使っている割にはLINEとかInstagramとか入れていないのは、自分を守る為である。
電話やメールの着信音とかで簡単にビビるような人間にはLINEは重荷である。
電子の海に放り投げて放置して無かったことにしてしまえるならそうしてしまいたい。
家に帰ったら、あとは静かに放置しておかれたい、それは無理な願いなのだろうか。