かつて普通に社会に出ると思っていた時もそんなに決断は早い方ではなかったが、
いざ自分が決めた道に踏み込んでみて、その結果が散々たる有様でした、とか、
結果的に見れば「あなたの決断は間違っていたのだ!」とか指を突きつけられながら言われるようなもので、
そんな結論を招いてしまえば、もう次の策を自分で決める、ということすら誤りであるように思えてくる。
そして何も決められない。優柔不断以外の何物でもない。
ゲームとか特に自分だけで決断の結果を背負うので済む、というなら別にいいが、
仕事とかになると、それが長期的に影響するわけで、何がどうなるかもよくわからないし、
なんか良さそうに見えたものに安易に飛びついていいかだとか、
じっくり見据えて判断したらどこまで時間がかかるか見えないとか、
正直自分で決めた道が誤りであったからには、誰かの指導で敷かれたレールの上を走りたくなる時が無性にあるのです。
楽をしたい、と言えば身もふたもないですが、ここまでやらかして自分に自信が持てるか、と聞かれたら確実にそうではないと。
自分に実力も成功体験もないのに、根拠もないのに偉い気になれますか。
というわけで、時折なんかの隔離施設とかに放り込まれて畑でも耕したいとか思うようになるのです。