最寄りのガストが10km先とか、最寄りの回転寿司が20km先とかになる田舎に住んでいるので、
ファミレスにあれこれ文句を言う人は随分平和なんですね、という顔になる。
サイゼリアの話とかたまに聞くけれど、肝心のサイゼリアは60kmくらい先にあるので、
みんな知っている前提でファミレスの話をしても一体何なのか理解できない。
片道一時間くらいかけてファミレスに行くとして、ついでに何かをやらねば、
コスパが低すぎてやっていられない。
個人経営のファミレスとかは地元にあるが、そういう話をしても田舎だとローカル過ぎて、誰もついてこれない。
田舎に住んでいると、都会への羨望とか嫉妬とか、抱くかもしれないが抱いてどうするの、
という気分になる。東京とか大阪とか大都市圏に住んでいる前提の話をされても、
実際ついていけないし、ついていこうとしたら本当に割高なコストがかかる。
よくワイドショーで都会のグルメ、とかいうけれども、そこにたどり着くコストを考えるだけで目眩がする。
芸能人が何かを食べている画面を見ても、遠い世界の出来事なのである。
だからチェーン店のファミレスの話題であれこれ言い合いをするのを見ていると、
とことん世の中ってそんなことで争わなければならないのか、と思う。
田舎に来れば何もないのでネタにするものもありません。世の中の動向とかある意味どうでも良くなります。
まあそういう場所に籠るのが自分の中ではよりよい生活なので仕方ないね。
都会の喧騒とか人混みとか、精神の墓場に見えるくらい、自分にとってはどうでもいいことなのです。
精神がすり減る場所に行って、精神がすり減る話題をして、どう精神が平和になるというのか。
と言ったら田舎者と蔑まれるかもしれないが、実際都会に住んでもメリットが公共交通機関で一時間待たなくて済む、
というようなメリットしか見当たらないので、どうだ都会はいいだろう、と言われても困る。
あとは田舎に障害者でもなんとかなる仕事さえあれば特に困りません。仕事がないのはガチで切実な問題です。
特に問題がなければ障害者はなるべく都会に住んだ方がいいと思います。福祉サービス的な意味で(支離滅裂)
自分は問題と事情があるから田舎にいるのです。