嗚呼故郷の空は青く憂鬱 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

故郷の空は青く澄み渡っていて、周りにあった建物がどんどんなくなるから、

澄み渡っていくたびに憂鬱が染み渡る。

おまけに大雪などの影響で、空き家になった建物が雪の重みで潰れて、

数年前に実家に帰った時に見た明らかに人が住んでいなさそうな家が、

今シーズンに降った雪の重みでグニャリとねじれていたり、

ひしゃげて潰れているのを見ると、この街の将来って一体なんでしょうね、と不安になる。

大体ちょっとした事でも隣の街に行かなければ何も出来なくなりつつある。

ちょっと前に携帯の機種変更とか料金のちょっとした手続きも地元でできなくなったばかりである。

次は何が出来なくなることやら。

年老いた親に不便を強いるような社会構造がとか言えばややこしくなるが、

これを立て直すとすれば文字通り計画社会とか共産主義的なイデオロギーが間違いなく入ることになるので、

気まぐれでも間違ってでもやるわけにはいかないから、流れで衰退するしかない。

そんなわけで地元とか故郷の誇りと呼べるものがどんどん埃になりつつある今日この頃である。