ちょっと雨が降りそうな天気になると、うかつに風邪を引けないこのご時世、外には出るけど行く場所が物凄く限られてくる。
天気予報が怪しい雲行きの予報を出したら自転車に乗っていこうなどとは思わない。
少し前までは多少雨が降ろうと自転車で強行することの方が多かったが、
去年と今年は無理はしないようにしている。ガードを固めるに越したことはない。
そして風邪をひいたらまず様子を見てから、毎日熱等のデータをかき集め、
しばらくしても治らなければ新型コロナの検査ができるところに行く事になるだろう。
で、陽性だとしても地域によっては病棟もホテルの隔離室もなく自宅療養とか、
何とかしたいがどうにもならないような日々がしばらくは続く事になるだろう。
普通の会社で体調を崩したらどういう扱いになるかは知らないけれども、
自分の行く障碍者の作業所はだいたい具合が悪くなったら無理しないで休めと言われる。
多分それが正論なのだろうと思う。濃厚接触者なんて増やせば増やす分だけ面倒なことこの上ないだろう。
昔の仕事場でとある同僚が、見るからに体調が悪いまま二日間ぐらい通ってきて、流石にストップを別の同僚に喰らい、
病院に行ったらインフルエンザで、数日後当然のように周囲に感染者が出てくる有様で目を覆いたくなるようなことがあった。
昨年のインフルエンザの患者がこれまでの平均に比べたら極めて少なく、
その上で新型コロナウイルスの感染者が増えて色々騒ぎになったのだから、
新型コロナウイルスの感染力がどれほど凄まじいのかが伺える。
どうしてこの状況で「新型コロナなんて陰謀の産物、単なる風邪とそんなに変わらない」とかいう空理空論が言える人が出てくるのか理解に苦しむ。
正直無思慮に動く人間が感染源なんじゃないの、とか傍目から見ても思う。
こんなご時世では夜間の酒類提供禁止とか、イベントの人数制限とかが出て然るべきだとは思うけれども、
簡単に行事を止められないのは分かっていてももう少し強引に止められませんかね、とは思う。
現実は明らかに非日常である。