流すべき四月馬鹿 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

人と会わない生活を念頭に置いている自分には、たとえエイプリルフールであっても、

そもそも嘘をつく相手がほとんどいません。

会うのが家族と作業所の面子とが精一杯の状況で、ネタを拾うにも苦労する。


小さい嘘でも、なんか自分を騙したような気がして、嘘をついた気にならない。

顔に表情が出やすい、わかりやすい、と言われる人間がつく嘘なんて、

すぐにバレるのでもう嘘の中に入れていいのかも戸惑うレベルである。

そんな事よりも毎日を平穏無事に過ごさせてくれ、と願うばかりであります。


たとえ嘘をついたとしても、社会性のない奴がつく嘘なんて、

あまりに突拍子もないか、笑うに笑えないひどい話だったりするのです。

そんな悪質な嘘なんて、自分をたちまち致命的なところに追い込みかねない。

どうせならこの自閉症スペクトラムが悪質な嘘です、と言えたらどれだけ良かったことか。

自閉症スペクトラムでない自分を想像できない時点で、なんだかなあという気もしますが。