温度は上がる。ついでに湿度も上がる。
言うのも飽きたが家にはエアコンなんて気の利いたものはない。
じめっとするのも嫌なので除湿機をかけるが、当然室温は上がる。
生存はしているが、何とか生きている以外の何物でもない。
暑いし蒸すと当然のように寝られない。
時々寝場所が自分の車になる。そこにはエアコンがあるから。
外から見ればエンジンを付けっぱなしで何をしているのかわからない文字通り不審車ですが、
単にエアコンをかけたいだけです。
こんな体たらくでは家で過ごせないので作業所まで通所する。
エアコンがあるから少なくとも家よりは快適である。
自分でも何を言っているのかとは思うが、家の方が不快なのだから仕方がない。
自分のところでは執拗なまでに雨は降っていないものの、
エアコン一つあれば助かるのにという状況が、エアコンがないので助からない。
部屋にいるだけで憂鬱になってくる。
クールビズとか言ってエアコンが控えめになっているのは由々しき事態である。
外に出てマスクをしていると顔面までじめっとして、
この際もっとエアコンをつけよう、むしろつけろと意味不明な事を言いたくなる。
涼しいというのは冷たいものを食べて内面から感じるよりも、
肌にくる質感が一番大事だと自分は思っている。
同じ具合が悪くなることでも、暑さでへばっているよりも、
エアコンが効き過ぎで冷たさ以上のものを感じる方がマシだと思っている。
兎角、この世は生きにくい。