作業所に行って朝礼で緊急事態宣言に伴ういろいろな業務の変更とか聞いていると、
いよいよ近くまで新型コロナウィルスの脅威が迫ってきたのか、と感じる。
感染防止のための勤務体制の変化とか、休業時の対応とか、
ないほうがいいけれどもないでは済まされないような話題がポンポン出てくる。
油断もなにもあったものじゃない。
あんまり暗い気分になるとここがやられるのも時間の問題とか、
そんな暗いことを言うべきではないとか言われそうだが、
実際に脅威が近くに見える形で迫って来ると、なんでそんなこと書いた、言え、とか、
のちのち詰問されそうな発言とかをやらかしてしまうものである。
だが、逃げられるのだったら誰でもそうするような状況でその場に留まり続けることが、
精神的によろしくないなんてわかりきったことである。
前向きな態度が偽善的に見えてきたり、何かの方便に見えてきたり、
励ましが励ましにならないような状況というものはあり得るものだと思う。
性格上自分が早めにやられる自覚はあるが、だからといって他の誰もが不安定にならない保証はない。
正直公共交通機関とか利用したくもないが、立地条件上利用せざるを得ない。
それでやられないように願うなんて無理にもほどがある。
やられた後のことなんて考えたくないが考えざるを得ないようになってなんとも落ち着かない。
兎角、この世は生きにくい。