自分がバンドで担当するのはベースなので、大体ベースを担いでいくのだが、
持っていくのは5弦ベースである。
もう10年位G&L Tribute L-2500を担いで行っている。
初めて買った5弦ベースはヤマハのベースで、
使って数年後にネックが横にねじれてお亡くなりになりました!!
5弦の何処を弾いてもビビってしまうのなら、5弦である理由なんて何処にもなくなる。
結局4弦でいいじゃん!となってしまうわけである。
で、その頃はベースをやって数年だったのでお高いベースを買う理由も何もなかった。
ヤマハのを格安で売却したあと、
リサイクルショップで一番安い5弦ベースの試奏を頼んだら音が出なくて、
次に安い5弦ベースを弾いてもやっぱり音が出ないので、
店で一番高い5弦ベースを買う羽目になりました。しめて七万五千円也。
「G&L?何そのメーカー」程度の知識しかなかった頃なので、
まあ図体が重くて重い音が出るならそれでいいんじゃないの程度の知識で買いました。
欠点は重いことぐらいです。後簡単に歪みます。何せアクティブですからね。
別にパッシブモードにしてブースト回路を動かさなくても十分音が重いんですけどね!
エドワードのフォレストベースを弾くと音の軽さにビビる。
まあ軽くて振り回しやすいから持っているんですけどね。
ロックスミスとかをプレーするのに、クソ重いベースを弾く必要なんてないのです。
あとはギターシンセサイザーにつないで特殊な音を出すのに使っています。
ベースよりギターシンセサイザーの方が重いや…
演奏活動は主に福祉施設とかなので、そもそも準備時間もろくになく、
本来なら家に三桁保存してあるエフェクターを思う存分に活用したいところですが、
アンプから立ち位置までのセッティングを一人で数分で終わらせて、
大体できましたね!はい、演奏!な位に時間がないし、
時間がないからしょっちゅう電装系のトラブルを起こすので、
最近はZOOMのMS100BT(マルチエフェクター)一個で済ませている。
普段ボードに組み込んであるエフェクターも内蔵してあるから便利ですね(白目)
本当はギターの歪みから先を一台でまかなうつもりが、
気がついたらベースの仕事しかなくなってしまったので、もう全部詰め込みました。
ギター用のエフェクターモデルも色々あるので、
何故かCentaurのモデルをブースター代わりに使用してます。
もう生産終了品ですが、出始めの頃に、Bluetoothが使えるエフェクター!
という触れ込みだけで心の何かが激しく動かされたので買ってしまいました。
そのためにiPhoneにしたと言っても過言ですが、大体五割ぐらいはこれのせいでしょう。
残りの五割は何時まで経ってもiPhoneをラインナップに並べなかったドコモのせいです。
待ったついでにいいアプリがついでに付いてきた、と言うべきなんでしょうか。
でかいマルチエフェクターは、でかいし重いし持ち運びには不便なので、
コンパクトエフェクター一個分の大きさのMS100BTを使うしかないのですが、
正直目の黒いうちは壊れないで欲しいと思っております。
いかんせん生産終了品なので。
まあそれを言ったら家にある軽くヴィンテージのついているエフェクターなんて、
放置以外にどうすればいいのか、となってしまいますが。
と長々書きましたが、ベースアンプ(兼パーカッションアンプ)はVOXのT-25です。
プレミアムもへったくれもありません。
というかこれ以上重くしたり真空管を積んだりすると一人で運べなくなる。
なんというかここまでこだわっておいてアンプに求めることは、
乱暴に扱っても壊れないこと、だったりする。
しょっちゅう車で楽器ごと施設に移動するので、振動や衝撃で壊れるような物は困る。
アンプも思えば十年以上の付き合いです。多分一番雑に扱っているけれども、
特に文句も言わず置かれた場所で音を出す姿にはある意味尊厳すら覚える。
なおギターアンプ(兼キーボードアンプ)はRolandのJC-120です。クソ重いです。
自宅の一室に鎮座していますが、アパート暮らしのため全力は出せません。
出した途端に家から追い出されるでしょう。
とまあ、何を思ったか、ギターからアンプまで全部自力でまかなおうとすると、
懐が痛いどころではなく、運搬に支障を来したり、部品が壊れたりする。
途中で止めようという発想はなかったのか、と聞かれると、
泳ぐのを止めたら死にそうだ、と言いかねないから困る。
人生大体そんなものです。