安静と安寧 | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

我が家には家庭内暴力とかいうものがなかったので、
私自身は別に虐待の嵐に晒されることなく、少年時代を過ごした。
ま、調子に乗りすぎたときに一回吹っ飛ばされたことはあるんですけどね。
それはあくまでも自業自得だね、と思いました。
家庭内で理不尽な目に遭わなかった、ということが安定した精神の形成には欠かせない、
と私などは思うのであります。
心の読み取りに障碍を持つ発達障碍とかなら尚更だと思う。

もう自分も親が自分の息子を学校に入れる年齢を超えてしまったのだが、
自分には子供を抱えきれる保証というものがない。
精神的キャパシティがない者が育児とか自分の則を超えたことをしてはならないと思うのである。
人間そのものとの相性はそんなに良くないだろうと思う。
むしろ発達障碍者同士で何とかくっつけるような場所を作った方がいいとまで思う。
ただ、集まったからといって万事上手くいかないのは、
健常者と同じであるだろうと思う。
そんな集まっただけで問題が解決するというなら、殺人事件も猟奇的な事件も、
ほぼ全ての犯罪が起こらないだろう。
どういう人間にも相性というものはあるだろうと思うが、ただ比較的マシな人間関係を築けそうな気がするのが、
同じような障碍を抱えた人間同士、共通の問題を抱えている人間同士だと思うのである。
現実今の作業所でもそんなにひどいトラブルは起こしていない。
むしろ健常者の方が人の心を抱える分、余計なものを持っているとまで思うときもある、

もっと素朴に生きたいものである。