礼儀を用いて人から遠ざかる | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

人と離れているためには、礼儀を尽くさねばなりませんね、
などと意味不明なことを喚き散らす今日この頃。
こう、精神障碍者が庇護の対象になるのは、
言動があまりにも落ち着かないからなのが一因だと思うので、
どう足掻いても礼節を尽くせるようにしないといけない。

もし何かを起こしたとすれば、それで保護をしなければならない、
という人々の制限下に置かれてしまう。
保護は必要である。人が、障碍者が訳の分からない行動に出る前の障壁は、
確実に用意されなければならない。
だが、品行方正であろうと自覚したい人間まで保護されるとなっては、
なんか話の筋が違わないか、と思うのである。
一応人と交わらない範囲に置いて法律に逆らうこともなく、
家の中をぶっ壊したりもしないし、
掃除はともかく、洗濯と料理は自分でできる、というかそれが半ば生きがいみたいな人間の、
生活の楽しみを奪われたらとてもかなわない。
やっていけない。

だから自分は一人でいられるように礼節を尽くすのである。
ある程度きちっとやっておけば、福祉サービスの人が関わらない方で何とかなるようにしたい。
それで生きられるならもうそれだけでいいんじゃないか、という気もするのである。