知性≠人間性 | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

知性的にはアホではないけれども、人間的には全くのアホでございます。
そういうのが私個人としての広汎性発達障碍であります。
頭が良いということだけで世間が回るのであれば、どれだけよかったかもしれない。
しかし現実は往々にして残酷である。

なんだよ、勉強していればいいんじゃないんですか。
これでも一応大学まで出ているんですよ。
出た後は真っ逆さまですが。
知力で人間性をカバーできると思ったのが大きな間違いですね!!
だから今でも時間さえあれば勉強はできます。
暗記して頭の中に詰め込むだけなので。
それ以外の、場所に応じて手法を変えなければならなかったり、
数学が入ると、それはもう悲惨な結果になる。
大学まで行っても数学は悲惨でした。
その代わり記憶力だけはいいんですよ。
フラッシュバックに至る道までちゃんと忘れずに記憶している。
頭の中が本当に余計な知識であふれている自信はある。

頭が暇だといけないので、通信教育やら、その辺の古本屋で見つけた堅苦しい本を読んで過ごしている。
そしてそれが何とも生活の清涼剤になっている。
人間関係にはしがらみばかりで、いて楽しいとか思えるのは、
しがらみが形成される前までの話だと思っている。
しばらくいて人間が分かれば、しがらみが生じ、自分のアホな人間性では太刀打ちできなくなる。
頭の良さの割に馬鹿ですねと言われても仕方はないだろう。
自分でも信じられないようなことをするのだから。