ヒステリックな声というものは | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

昨日皮膚科の待合室で名前を呼ばれるのをじっと待っていたのだが、
その間テレビから国会質疑の放送が流れ、
センセーショナルな金切り声のような声が間断なく聞こえてきた。

内容はともかくとして、感情的な声で話す人の相手をするのも本当に大変だね、と思いました。
ああいうのは最初から自分の型にはまって話すことしか考えていない、と自分は判断するので、
どうやっても「話せばわかる」とは思えない。
そういう人たちの相手をしなければいけない身分というのは本当にストレスフルな環境なのだろう、
と話の内容を鑑みないで思う。

まあ、話す内容も一方的でとても質疑とは言えないような感じに聞こえてしまうんですけどね。自分の場合。

話し合いというのはもっと対案を出したり、具体的な内容を詰めたりして、
賛成か反対かで潔癖症のように白黒つけなければならないものではない、と、
障碍の症状として白黒はっきりさせなければ気が済まない人間が言ってみる。
端から見ても微塵も建設的でないですもん。どうやって議論…というか、会話をすればいいんですか。
あれでは健常者を見本にして…などとはとてもじゃないが言えない。

どういうわけかこの国の国会質疑というものは議論とかディベートとかからは程遠い領域にあるので、
いつも辟易しながら見ているものである。
ね、日常的にヤジや罵詈雑言やトンデモ発言などが飛び出すようなのが模範とするならば、
この国はとち狂っていると思いませんか。主にケンカを売るような話し方をする方が、ですが。
敢えて何処とは言いませんが。