整然とした家の窓ガラスにポスターが貼られていると微妙な気分になる | 隠者の庵

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自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

こう、近所を散歩していて、小綺麗な家の窓ガラスに「NOWAR!」とか「アベ政治を許さない」とか
そういう物を見つけてしまうと個人的に気分が萎える。
何というか、景観を損ねるというか、思想信条をモロ出しにして、
お前(ら)は何がしたいんだと言いたくなってしまう。
何か変な物がはみ出しているようにしか見えない。

結構昔、某赤と白のボーダーラインで有名な漫画家が家も同じようなカラーリングにしたときを思い出した。
あの頃も何かとうるさい連中が「街の外観を損ねる」とか何とか言っていたような気もするが、
きつい政治的主張は、見た目だけでなく、言いたいことも明確になっているから、
カラーリングどころの騒ぎではないと思うのである。
そういうのはせめて物置とかそんなに外観を損ねないような場所に貼っておけと。
アジのようなポスターなど家の窓ガラスに貼るような代物ではない、と思う時点で、
ついでに家の中の人はどう過ごしているのだろうかとか考えると気が重くなる。

何というか、貼るだけで思想信条がうかがわれてしまうような物は、
貼らない方がいいと思うのだが、言いたいことが優先する人はそうでもないらしい。
自分など大っぴらにアピールするのが嫌という意味もあって、
こうやってこそこそと活動しているに留まっているのだが、
内面の声を外に過大に出すことに気を留めない人というのは、
自分とはおそらく相容れない存在になるだろうと確信している。

単純にうるさい人間は好きではない、と言えば済むのかもしれないが…