便りのないのは以下省略 | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

個人的には用事でもないと電話もメールもしない。
用事というのは、だいたい私的な事柄ではない。
なので、自分の着信履歴を見ることになったら、どうやって生きているのだろうとか、
一人で寂しくないのだろうかとか、きっと思われることだろう。
メールも毎日広告のしかやってこないが、だからと言って何をするでもなく、
流されるままに生きている。
そんなにコミュニケーションを取らないと人間って生きていけないものなんですか。
と、健常者の携帯がひっきりなしに鳴り響くのを見て思う。
あんなにやり取りをしていたら、個人的に疲れはしないのか、
と、コミュニケーション自体が重荷になりつつある自分などは思うのである。

何気ない話題とかは本当に何気ない話題であり、他人と語らうべき価値もないものである。
例えば夕飯何食べたとか気分はどうなのとか。
話したところで何がどうなるのか。話に時間を潰すのであれば、
有意義なデータでも収集していた方がまだ救いはあるんじゃないのか。
たとえ親であっても滅多なことでもないと連絡なんて取りません。
一日誰からも連絡がありませんでした!ハイ終わり!というパターンが染みついているので、
今からわざわざ人の波にもまれることなど想定したくもない。

通信手段は大体飾りです。

メール一通返すのに何度も推敲したり、表現を見直したりして結局時間単位でかかってしまうような人間には、
情報化社会など害だと思うのです。