普通の人の普通の犯罪が怖い | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

よく「精神障碍者」の犯罪がどうたら、とか言われるが、
普通の人の普通に新聞に載る犯罪の方が脈略がなくて怖いよ!
と川崎の事件の経過を見ながら思う今日この頃。
動機があるから、犯罪が起きるのです。

自分も育ち方が間違っていればどうなっていたか解らないが、
少なくとも現状では規則に違反することが恐怖の対象になっている時点で、
(自閉症スペクトラムには過度に規則を遵守する症状がある、といわれるが、
 少しはその利点についても触れて欲しいとは思う)
大体の犯罪行為はやる気すら起こらない。大体やるのは規則すれすれの若干かすめない程度、
スポーツのルールのギリギリ上あたり(さっぱりたとえが解らなくなっている)である。
マナーすら過度に守っていないと、自分としては苦しくてしょうがなくなるときもあるというのに、
どうして人は妄りに法を犯すのか。

人間の心の闇に目を背けているのが自分かもしれないが、
触れたらどうなるか解らないものに触れたくはない。
某ゲームでも「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」とあるように、
感情らしくない心の方がまだマシなのではないかとすら、たまに平気で思う。
思わないとやってられない。

要は、波風立てたくないのである。
存在自体が波風立てるので、まず無理な相談なのであるが…