その割に最近ものを贈ったことがないのは愛嬌である。(自称)
一回礼儀とか義理とか人情とかそういうのを放置して、
季節の贈り物を全廃してみませんかね。とか要らぬ事を思う。
自分で本当に贈りたいときもあるので、それは止める理由も何もない。
外的要因(時期的にお歳暮とかそういうの)によって、ものを贈らされたり、送り付けられたり、
という「本心かどうか疑わしい行為」ばかりが繰り返されると嫌気がさす。
そして「貰った以上は返さなければならない」という要らぬ鎖を増やしていくのである。
などと私のような人種は思う。
仲のいい人はいないわけではないので、個人的なつきあいはしているが、
社交的な挨拶をするかというと、しない。
年賀状は数年書いていない。書くほどの関係でも無い人に送ってどうするのか。
書くだけの理由がある人は、その内会うだろう。住所も名前もやってることも知っている相手に、
何を贈る(送る)理由があるだろうか。
年賀状には「自分は健在ですよ」とアピールする狙いもあるだろうが、
アピールしてしまえば隠れられなくなるので、自分から居場所を晒すような真似はしない。
何も起こらないことが、自分にとっては一番の平和である。