部屋に独りということ | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

何かが終わって帰り着く部屋に
淋しさが住み着いて髪がのびていく
望んだわけじゃない
叶えようとしたわけでもない
 
蛍光灯が暗すぎるのも
水回りがさっきから作動し続けるのと
その中から先端細胞を介して
大して違いのないことだと思う
髪がのびていくのだ
 
淋しいことに違いはないが
温もりを求めているわけでもない
ただ好んだこの空間が
奥底で不快を求めているらしい
 
明日はもう見ただろうか
今日の暗さと見なした物を起点として
機械音をあげて
機械音をあげて
轟音を介して髪がのびる
介しない奥底で
 
帰り着く部屋に
僕は何かを望んだわけじゃない