先週の続きでカラーモルタルの拭き取り仕上げです。モルタルを塗り付け、玉石を撒いた後は硬化を待ち金鏝で押さえます。出来るだけ硬化が進むまで我慢することが大切です。早いとモルタル面が荒れてしまいます。
ただ、早め早めにノロを拭き取る事で硬化が促進されるという面もあるので、冬場は待ち続けるよりも拭き取りを始めた方が早く仕上がります。面が荒れないようにしつつボチボチと進めるのも一つの手段でもありますね。
どちらにせよ仕上がりの可否を決める大事な所ですので、慎重にまた丁寧に進めたい所です。夏場は逆に硬化が早いため、のんびり待ち構えていては間に合わない可能性があります。遅れると玉石が出てこない・・・。なんて事にもなりかねませんので、夏場は水を含ませつつ、早め早めの一手が求められます。
最後の仕上げは砂の掃き掃除。拭き取りの際に出た砂がスポンジだけでは取りきれないので、最終硬化後に刷毛で掃いて掃除します。カラッカラに乾いた状態でないと掃けないので、冬場だと翌日に、白華の酸洗いを兼ねてとなる事が多いですね。夏場は当日に掃いて終了できます。
そんなこんなで左官は夏場と冬場でやり方が変わります。もちろん春や秋も。だから面白いのかもしれません。さぁ!今日も一日の始まりです。月曜日は雨予報だったのに、しばらく曇りに変わってますね。左官にとってははっきりしないのが一番嫌なのですが・・・。
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