『スピリチュアリズムとは何か』を知るには、歴史を知らずして理解することはできないので、今日はその出発の歴史についてちょっとだけ書いてみようと思います。
1848年のNYのハイズビューのフォックス家で起きたある心霊現象事件をきっかけに、当初は死後の世界(あの世)の存在を否定するためにイギリスの科学者たちがはじめた研究ですが、事件後もあちこちから霊媒たちが名乗りだし、たくさんの科学者やフランスのノーベル賞受賞者の生理学者などが真摯に心霊現象の研究を重ねていきました。
研究する中で、死後の世界(あの世)の存在を否定できないと痛感した科学者たちが、
『 あの世が存在することが事実ならば、 今までの常識は間違っていて、正しいと思っていた価値観は全て覆されることになる。それならば真実の生き方をするべきである』
とした哲学であり生き方を『スピリチュアリズム』といい
あの世の価値観、人生観に沿って生きる人を『スピリチュアリスト』といいます。
あの世が本当にあるならば、この世での私たちの人生の目的も変わってくる。
それに気づいて、この世の全てをたましいの視点で見て、思考して、分析して、気づいて理解すること、生きるってこと。
スピリチュアルって非現実的で、非科学的なものでも、ふわふわっとしたものだと思っている方が多いと思いますが、きちんとした長い歴史の中での科学的研究結果をもとに明らかになったもので、更に時代時代で研究を積み重ね、今日まで継承されてきたもの。
みなさんが知っている
今この世の中で蔓延している
『スピリチュアル』
本当のスピリチュアルかしら?