「天主堂」の屋根の上の白い部分は、一体何でしょうか、・・・・・・・・・、何の象徴でしょうか、今日のテーマです。
まず画像をよく見てください。
「坐禅の人」のようにも、「鷲(わし)」のようにもわたしには見えますが、どうでしょうか。・・・・・・・・・。
ケルビム
石上さんから昨日、「ケルビム」との直感を聞き、調べ考えました。
広辞苑に「知識をつかさどる天使。智天使。」と説かれています。
聖書では「創世記」3章24節に「こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東にケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。」とあります。
それがケルビムである証拠は「輪を描いて回る炎の剣」です。
輪を描いて回る
炎の剣
24日輪紋
日輪紋の「日輪」は真ん中の円でその周りの24本の形は「剣」を表していると思われます。太陽から出ている剣ですから、「炎の剣」と表現できます。
二つの輪を重ねて「回る」を表していると思われます。以前、重ね日輪を「転輪」と気づき、以後天皇を「転輪聖王」と伝えています。
「24」は永遠の時間を表しています。一日は24時間、一年は24節気です。
「重ね24日輪」は「永遠に輪を描いて回る炎の剣」の象徴と考えられますが、いかがでしょうか。・・・・・・・・・・。
「ケルビム」と「輪を描いて回る炎の剣」の象徴があるという事は、そこに「いのちの木」の象徴があるという事になります。
ケルビムの下、輪を描いて回る炎の剣の上の面は、「黄金比の長方形」になっていると伝えています。また黄金比の長方形の性質は父子万世一系の式である事も明らかにしています。父子万世一系とは永遠に続く家です。永遠のいのちを具体的に現す家です。
永遠のいのちはイエスキリストによってもたらされます。この柱の南面には「大圓妙鑑」の碑銘がある事、大圓妙鑑=イエスキリストと伝えています。「いのちの木」とはイエスキリストです。
南面
神宮天主堂の上に智慧の天使、ケルビムの象徴が発見されました。
エゼキエル書10章
1節、「私が見ていると、ケルビムの頭の上の大空に、サファイヤのような何か玉座に似たものがあって、それがケルビムの上に現れた。」
神宮のケルビムの頭の上は「大空」です。
2節、「主は亜麻布の衣を着た者に命じて言われた。『ケルブの下にある車輪の間に入り、・・・・・・・・」
「ケルブ」の意味が不明ですが、神宮で「車輪」は下の方にあります。
16節、「ケルビムが行くと、輪もそのそばを行き、ケルビムが翼を広げて地上から上るとき、輪もそのそばを離れず、向きを変えなかった。」
神宮のケルビムも輪を持っています。上の画像参照。
黙示録4章7節
「第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人間のような顔を持ち、第四の生き物は鷲のようであった。」
この四つの生き物は一般にケルビムと解釈されています。上の画像、神宮のケルビムに人間と鷲の顔が入っていると思います。では、牛と獅子ははどこに。
南から撮っています。獅子または牛が伏しているように見えます。
邪魔が入っているのでこれぐらいにします。続きは次回にします。