ガマの油が記事になるのは、これが二回目
一回目のガマ記事はこれ“大安売りの白兎の神話”だった。
それは、ガマはガマでもガマ違いなところがあったんだけど
今度のガマ記事は正真正銘、紛れも無いガマ記事なんですな。
![$Cobucim コブシム](https://stat.ameba.jp/user_images/20130719/00/is-woods/4a/20/j/o0800060012614591648.jpg?caw=800)
四六のガマっちゅうのがおっての、
そいつは、自分がイケメン中のイケメンガマと思っているんじゃな。
そのガマ吉が鏡を見ることなんかある訳きゃない。
自分の顔なんぞ見ることがないから
生まれてこの方、自分が不細工と思ったことがない訳なんじゃよ
ところがぢゃ、
ある日、よその四六のガマ子に会ったんじゃ。
それを見て、こいつは“なんちゅう不細工な奴なんじゃ”と思ったわけよ
アバタだらけでよ、世の中で最悪の生き者ンじゃな
と思ったわけよ
![$Cobucim コブシム](https://stat.ameba.jp/user_images/20130719/00/is-woods/9f/77/j/o0800060012614591647.jpg?caw=800)
しかし、そいつの前足を見て、
ふと、自分に似ているんやんか、なんやこいつは・・・・・
後ろ足はと見て取れば、自分と同じ六本指じゃないか。
まさかの可能性を否定しつつ、恐る恐る池の水に自分の姿を写したさ。
あまりの不細工度に身の毛がよだったていう
![$Cobucim コブシム](https://stat.ameba.jp/user_images/20130719/00/is-woods/5c/64/j/o0800060012614591650.jpg?caw=800)
そこに写ったのは、
自分の姿なんじゃけど、まさか自分とは思えんわけよ
さっき会ったガマ子としか思えん。
しかしこいつは自分の真似をするわけよ。
右向きゃ、右向くし、上向きゃ上向く。
腹が立ってくるんだけど、真似することをやめないんじゃ。
さっき会ったガマ子は♀だけど、
ここに写っている奴は♂なんよ、おかしいやんか。
そのうちに10%の可能性が頭をよぎって
まさか・・・・と油汗がタラッ、タラ~リとにじみ出てきたわけよ。
![$Cobucim コブシム](https://stat.ameba.jp/user_images/20130719/00/is-woods/34/3a/j/o0800060012614591649.jpg?caw=800)
もう疑う余地が無いと悟ったが
夢じゃないかと、自分の頬をつねる。
頭をドついてみる。
どんなに痛い思いをしても夢ではないわけよ。
可愛そうに、そんなこんなでえらい怪我になってしもたわけや。
ところが神はすべての者を分け隔てなくお救いになられる。
“なあ、ガマ吉よ。お前の汗がお前を救うぞよ。安心せ~や”
その声を聞いてガマ吉はわれに帰ったわけじや。
気がつくと、今まで自虐の傷が流れた汗で治っている・・・
おぉ、神がわれを救いたもうた。
それからはガマ吉は世の為人のために
日夜水に写った自分の姿を見続けて汗を流した。
それを三日三晩煮詰めて作ったガマの油を、怪我した人に分けて歩いたそうじゃ。
これがガマの油の始まりで、
ガマの油が人類を救ったっていう話じゃ。
あ~、ちと違うがコブの油ッちゅうのもあってな
こっちは今臨床試験中なんじゃガ
なかなかと言う話じゃ。
あんた要るか?
【キアミアシイグチ】
こいつは網タイツを履くのが趣味らしい
網タイツが特徴なんだぜ
でな、その編タイツが黄色らしいんや。
だからキアミタイツイグチ・・・・
ちゃう、キアミアシイグチやねんな
ちょっと大振りな足なんだけど、あまりいい趣味ではないな。
こいつは食不適らしい。
まあ見た目にも惜しいそうな感じはしないよね。
この油だけはなんだかわからん
わかった人は教えてくだされ
いつもしょうもない話ときらわんでくだされ。
お願い申します。