春の訪れに無くてはならない春の妖精、二輪草(にりんそう)
二輪というと一輪もあって、三輪もあるのかな?
確かに一輪草もあって、三輪草もある。
どれもキンポウゲ科のイチリンソウ属でほとんど兄弟
大阪では二輪といえば自転車。
自転車はチャリンコ、原付は原チャリという。
ということは、チャリは輪のこと。
ならば二輪草はチャリチャリ草、
一輪草はチャリ草、三輪草はチャリチャリチャリ草
そんな別名がついたら面白い・・・かな?
二輪草は一本の花茎に二つの花をつけるから二輪草という
この写真ではひとつの花しか咲いていないが、
葉の付け根に蕾が付いているのが見えるかな?
ちゃんと二輪咲くんだ。
けどええ加減な奴も結構居るみたい。
二輪草といいながら一輪だったり三輪だったり。
んなときゃ葉っぱで見分けなくっちゃ仕方ない。
根茎で増えていくから群落を作ることが多い。
私が知っているのでは50m以上続く群落もある
花の最盛期には見事なものになる。
二輪草の若葉は山菜としても知られている。
癖がなくてどんな料理にも使えるそうだ。
ただし、気をつけなくてはいけないのは
トリカブトが混ざっていることがある。
葉が似ているから間違える事故が起きている。
花を見れば一目瞭然、
花は二輪草は白、トリカブトは紫。
しかし残念ながら二輪草は春、トリカブトは秋に花をつける。
同時期に花を咲かせることはない。
気をつけよう、そこの奥さんわかった?
二輪草は花が終わると
地上からすべて姿を消してしまう。
スプリングエフェメラルの仲間
さあ今年の私を見てください。
コブの気になること。
ちょっと花が少ないことないかな???