金沢大学に対して反訴を提起/点滴袋に穴が見つかり界面活性剤を検出(医学部大学等事件123) | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

金沢大学に対して反訴を提起〜成績確定後の点数開示請求訴訟で/
 点滴袋に穴が見つかり中から界面活性剤を検出
  (医学部大学等事件123)


 本日(8月21日)も前回記事へのコメントを頂戴していますので、まだの方は併せてご覧ください。
https://ameblo.jp/iryouziko/entry-12398561822.html#cbox

1、金沢大学に対して反訴を提起
   〜成績確定後の点数開示請求訴訟で


 金沢大学が、今年(2018年)3月19日に成績を出して進級判定まで終え、その4日後に、私に対して、点数入力ではなく紙媒体か電子ファイルで点数を提出するよう求める次の訴訟を起こしてきました。

事件番号:金沢地裁平成30年(ワ)第124号
原告:  国立大学法人金沢大学
被告:  小川和宏


 上記事件によって、私が反訴(同じ1件扱いになる事件で訴え返す手続き)ではなく純粋な被告(単純に訴えられた被告)に初めてなったのですが、その事件で、本日(8月21日)、反訴を提起し、次の事件番号がつきました。

事件番号:金沢地裁平成30年(ワ)第404号
反訴原告:小川和宏
反訴被告:国立大学法人金沢大学


 この反訴で、私は金沢大学に対して、名誉毀損などで損害賠償を請求しています。

 反訴事件は初めから元の本訴事件と併合(まとめて1件扱い)されます。

 これらの事件の次回期日は、来週8月27日(月)午後1時30分です。

2、点滴袋に穴が見つかり中から界面活性剤を検出

 下関医療センターで、未使用の点滴袋に穴があいているのが見つかり、中から界面活性剤が検出されたと報道されています。

●読売新聞2018.08.21
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180821-OYT1T50105.html

●中日新聞2018.08.21
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018082101002175.html

 横浜市の大口病院(事件当時の名称)で、消毒液が点滴に混入されて複数の患者さんが死亡した事件を、私は思い出しました。

●東京新聞2018.07.08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201807/CK2018070802000132.html

●産経新聞2018.07.07
https://www.sankei.com/affairs/news/180707/afr1807070020-n1.html