金沢大学構成員と係争中の訴訟3件〜多久和医学部長、市村教育委員長、安藤氏など被告とのメール証拠等 | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

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医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

金沢大学構成員と金沢地裁で係争中の訴訟3件
〜多久和陽・医学部長医学類長、市村宏・医学部医学類教育委員会委員長、安藤仁氏など被告とのメールの証拠など(医学部大学等事件70)


 金沢地裁で今週予定の裁判2件は、月曜と水曜(本日)に予定通り行なわれました。

 金沢大学が賠償を命じられ、私へ賠償金を払った後の時期ですが、現在、次の学内構成員の方々を被告とする訴訟3件(扱われている事実関係や証拠は重複が多く、被告が異なる)で係争中です。

医学部長医学類長・医学系長   多久和陽・被告
医学部医学類・教育委員会委員長 市村宏・被告
医学部医学類教授        安藤仁・被告


 これらの裁判で提出したメール証拠より、一部を以下に引用します。

1、安藤被告より原告小川らへ、2017.1.26
 (多久和訴訟の甲第61号証)

「私が科目責任者として教育委員会、学類会議から指名されている以上は、、、」

2、市村被告より原告小川らへ、2017.2.10
 (市村訴訟の甲第10号証)

(科目責任者について)
「、、、教育委員会の審議事項ではないと存じます。」

3、多久和被告より原告小川らへ、2017.4.28
 (多久和訴訟の甲第63号証)

(科目責任者指名の真偽について)
「裁判中ですので、個別の案件に答えるのは控えさせていただきます。」

 この多久和医学部長医学類長の回答拒否は、多久和医学部長自身が被告になってから既に約1年間、裁判で争っている時期のものです。

 なお、上述の係争中の訴訟3件の事件番号と被告は次の通りです(係属した順)。

●金沢地裁平成28年(ワ)第64号事件
 被告:多久和陽、井関尚一

●金沢地裁平成29年(ワ)第227号事件
 被告:安藤仁、国立大学法人金沢大学

●金沢地裁平成29年(ワ)第269号事件
 被告:市村宏