医療過誤の公表について の続きです。
記者さんの話では・・・
「外部有識者に検証を依頼した8件の医療事故について、『医療安全対策実施要項』に定める『医療事故等による、マスコミへの公表』の対象ではないのか」と質問しましたところ、「医療過誤に認定された1件は公表事案に該当する」との回答がありました。「では、なぜ公表しなかったのか」と尋ねると、「患者側が公表を望まなかったため」との回答でした。
母の医療過誤を公表してほしくない等と要望していないことは、医療事故の事後対応を担当している医療課の〇〇医療課長が一番ご存知のはずでした。
訴訟提起直後の2021年9月7日に〇〇医療課長から「係争中なので(原告とは)直接お話しすることは出来ません」と言われていたため躊躇しましたが、何故マスコミに対して事実と異なる回答をしたのかがどうしても気になり、直接尋ねたところ・・・
〇〇さん(記者)が勘違いされています。
僕は〇〇さん(母)のことを言ったわけではなく一般論としてお話しただけです。
とのことでした。
その場しのぎの言い訳にしか聞こえず、大変残念に感じました。この頃(2021年10月)から「もしかすると、病院組織を守るためなら事実でないことでも事実であるかのように公表されるのかもしれない」と漠然と思うようになりました。
《関連記事》
医療過誤の経緯に関する記事はこちら→ 医療過誤