過失医との最後の面談(給料泥棒) の続きです。

 

当時の主治医〇〇医師(上級医)が面談に参加された後も疼痛管理の会話が続きました。医療事故から3ヶ月ほどで〇〇医師(過失医)には主治医から外れていただきましたが、事故を起こした当事者として当然その後の母の症状や治療法についても把握していただいているものと思い込んでいました。しかし、〇〇医師(上級医)よりお聞きしていた通り、もう殆ど関心すらないように感じました。

 

 

 
馬尾神経の切断損傷が原因で後遺したもののうち、特に神経障害性疼痛の疼痛コントロールには難渋し、試行錯誤を繰り返していました。この面談までの約1年半、ノルスパンテープやサインバルタも試されましたが強い精神症状等の副作用が出てしまい、功を奏しているとは言い難い状況でした。
 
私は藁にも縋る思いで、〇〇医師(過失医)に何か疼痛に効きそうなお薬をご存じないか尋ねましたが、何処か他人事のような返答に驚きました。
 
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〇〇医師(過失医)
私の知る範囲ではそういうサインバルタとか抗うつ薬使って、駄目だったらもう所謂オピオイドとかの麻薬とかになってくると。


オピオイドが神経性の疼痛には効かないらしくて。

〇〇医師(過失医)
うーん、なんかもう、やけくそって感じですよね。オピオイド使うまでになると。

〇〇医師(上級医)
というか、オピオイドは神経性疼痛には効かない・・・

〇〇医師(過失医)
と言っても、とりあえず使うものがなくなったら最後オピオイドかなって僕は思ってますけど。とりあえず、抗うつ薬、とりあえず、一通り試してみて駄目だったらそうかなと。
 
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正直もう、1年半なんですね。結構色々試したと思うんです。

〇〇医師(過失医)
まあ、ちょっとカンファレンスで聞き齧っただけですけど、抗うつ薬の類で試されてるのはおそらくまだ一種類やと思うんですね。だから、まだ試す余地は十分あると・・・




一生この痛みが続くのは、本当にもう拷問ですよね。

〇〇医師(過失医)
仰る通りです。


本当に、あの・・拷問だと思います。

〇〇医師(過失医)
仰る通りだと思います。まあ、私も何か出来ることがあればもちろんしたいですけども、やはり、まあ、もちろん見てないっていうのも、今、本当に、痛がってる原因が神経原性疼痛と思っても、いくつかの何か他の原因が絡んでる場合もあるとは思うんですね。全部決めつけると間違えるんで。やっぱりそういう意味で色々トライしてみるっていうことは・・・
 
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本当に藁にも縋る思いでご質問させていただいたのですが・・・

 

「痛がってる原因が神経原性疼痛と思っても、いくつかの何か他の原因が絡んでる場合もあるとは思う」

 

ご自身が起こした医療事故が原因ではない可能性があることを示唆するような、この言葉をお聞きした瞬間、2020年4月8日の多職種カンファレンスで仰った下記の言葉が走馬灯のように記憶が蘇りました。

 

「手術によって起こったものであろうが、病気によって起こったものであろうが、元々かなり神経が傷んでいたわけだから、病気によって起こっているものでも回復不能というのは手術とは関係ない。不能なものは不能ですから。」

 

 

 

 

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両下肢の足首から下の痛みが治まった直後の母

(2023年11月18日07時18分撮影)

 

 

医療過誤の経緯に関する記事はこちら→ 医療過誤

 

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