医療大麻解放戦線 -39ページ目

世界に於ける薬物取締りの方向転換と日本のこれから。

週アタマに麻薬取締企画官の方と話をしてから5日。ま、これでウィークデイが終わります。一週間というのは一つの「期間」だと思うのでこれで「何も調べていない」ということはないでしょう。逆に進展がなければそれだけこちらとしても話を押す理由になりますが。来週からは忙しくなりそうですね。

因みに暫く様子を見ているのですが特に見ている人たちから路線変更の要望は無さそうなので、このあいだツイッターでちょっとやり取りをした人にも言った通りこのまま来週に入るようなら「限定的・試験的な医療大麻の運用開始」から「臨床データなどの収集、教育制度や免許等を含めた法整備」という段階を経て「一般患者への適応開始」という方針で話を進めていくつもりでいます。

海外では既に嗜好を含めた大麻の合法化が既に達成されていたり、所謂ドラッグ全般に対して全取締りの方向性を変えていく、つまり逮捕・拘留ではなく治療への転換という流れが始まり出していますが、一概に日本にそのまま当てはめられるかというとそうでもなさそうです。

一つには「精神変容」ということ自体に対しての国民の免疫の無さや概念の部分での認識の違いが大きいことが挙げられます。他にも色々と理由は有るのですが医療面での必要性・緊急性(今後の高齢化社会や増加が予想される蓄積される内部被曝による疾患)の重要度を考えたときに、これ迄の経過で見てきた所謂活動家なりの言動やそれに安易に陽動さてれしまう国民の反応から現状の日本社会に於ける大麻使用者の認識・合法ドラッグ使用者などの事故例なども含めて「大麻ですら逆にいきなり全て合法化というのは社会的に余りにリスクが大きいのではないかという懸念を持たざるを得ない。」というのが正直な感想です。

いずれ薬物使用に対しての適正な教育制度等が充分に整備されれば国内でも大きな変化が訪れる日が来るとは思いますが、未だ日本の国民には登らなければいけない階段がたくさんあるようです。

 


話は変わってAbbVieグッズ。箱入りヒュミラを撮ったときはちょっとブレてしまいましたがご愛嬌ということで。苦笑。ご丁寧に、バッグまでついた補助器やら手順説明ブックレットなど一式配布されました。そんなのいらないから大麻使わせてくださいというとこなんだけど、残念ながら昨日から免疫抑制状態です。しかも、遺伝子組み換え。笑えねー。注射とか点滴とかは慣れてるんだけど皮下注射は割と痛いです。
昨日病院で4本打って、2週間後にまた2本、そのまた2週間後に1本。そこから自宅で2週間ごとに自分で1本ずつ打っていくらしいです。ナースに「これ、一生打ち続けるんですか?」って聞いたら、「体調次第ですが、基本的に安定するまではずっと」らしいです。幾ら掛かるんだろうね、費用。

これをやるのにケアルーム前で待っていたとき、隣に座って居たオバちゃんがものすっごい勢いで話しかけてきたので、医療大麻の話とかしてみました。抗がん剤二回やったとこだそうです。「髪の毛も中途半端にぶら下がってないで抜けるなら一気に抜けてくれればいいのにね。」って言いながら帽子をとって見せてくれたんだけど、本当に気の毒だと思う。紫に染めていたであろう髪の毛がその拍子にパラっと落ちて、帽子にも付いていて居た堪れない気持ちになりますね。本当にこんな人の良さげなおばちゃんも普通に暮らせてればいいのにと思う。いろいろ教えてあげると、「そんなに効くんだったらみんな使いたいだろうけど、名前がね。」だって。未だに日本はリーファー・マッドネス真っ只中。

大麻がただの痛み止めではなく免疫を調整したり、癌細胞そのものを選択的に死滅させたりということが科学的にわかっているだけに歴史的背景すら知らない人たちが無駄に苦しんでいる今の世の中の状況が不憫でならないと思う。ま、そんなとこで今日はここまで。

役所の方々とはちゃんと話し始めたらコロコロ方針変える訳にもいかないので、何かしら思うところがある人は早めに言ってくださいね★