ボーダーゾーンの南に広がる広大な湿地帯スワンプ。この地域は三大勢力の支配が及ばない地域となっています。
スワンプに住む人々はスワンパーと呼ばれ、この地域特有の独立勢力として独自の文化を形成して暮らしています。
スワンプはブラッドスパイダーの様な危険な野生動物が生息しており、レッドサーベルやスワンプ忍者の様な野盗集団も活動しているので決して安全な場所ではありません。
危険度の高い地域で暮らすスワンパーはかなり高い戦闘能力の持ち主が多く、その辺の野盗集団の本拠地であれば軽く壊滅させる事が可能な程度の能力値の持ち主が多数存在しています。
スワンプにはレッドサーベルやスワンプ忍者といった野盗集団が活動していますが、それ以上に危険な存在として複数の犯罪組織がこの地域を根城として活動しています。
スワンプの犯罪組織の中でも最大派閥はハウンズで、スワンプ最大の都市シャークを本拠地として違法薬物の密売を収入源とする犯罪組織です。
他にも賭博や違法薬物の製造を収入源とするブラックシフターや臓器密売や誘拐を行うツインブレードといった犯罪組織がこの地域で活動しています。
スワンプの犯罪組織が製造、販売した違法薬物は三大勢力全てで禁制品と定められて取扱を禁止されています。しかし、政治腐敗が深刻な都市連合では違法薬物の密売が行われており、特に貴族が違法薬物を嗜んでいる様です。
ナルコ教団はスワンプの犯罪組織による違法薬物の密造を行っている工場を発見しています。他にも違法薬物の原料の生産拠点を発見して壊滅させています。
ナルコ教団は違法薬物の撲滅を目指してスワンプの犯罪組織の壊滅に乗り出します。先ずは大陸南東部のストーブの賭場に隠されている秘密の薬物工場を襲撃します。
秘密の薬物工場はスワンプの犯罪組織の１つであるブラックシフターの保有する工場です。この工場で製造された違法薬物が世界各地に販売され、人々の心と体を蝕んでいます。
過去にこの工場を発見した当時はナルコ教団も修行中であり、スワンプの犯罪組織との抗争に乗り出すだけの実力を有していませんでした。しかし、現在は世界各地の野盗集団や武装勢力の幾つかを壊滅させるだけの戦闘能力を手に入れ、実際に大陸南東部有数の武装勢力であるサザンハイブも壊滅させる事に成功しています。
今ならスワンプの犯罪組織との全面対決に勝利する事も可能です。
先ずはブラックシフター保有の秘密の薬物工場を壊滅させます。
秘密の薬物工場には警備スパイダーⅡが複数機配備されていました。警備スパイダーⅡは攻撃が６０前後とその辺の野盗集団よりも遥かに高く、筋力や器用さ、打たれ強さといった能力も６０前後と高水準の能力値となっています。
警備スパイダーⅡは各部位の部位耐久力が非常に低いのが弱点ですが、攻撃速度はかなりのものであり、相性が良いからといって鉈武器で戦いを挑むと攻撃速度の差でボコボコにされてしまう危険性もあります。
警備スパイダーⅡとの戦いでは複数人で一斉攻撃を行い、此方の被害が拡大する前に撃破するのが良さそうです。
今回はナルコ教団の近接武器担当で種族が人間である仲間を中心に構成される部隊の１つである闇の魔女の尖兵を秘密の薬物工場に突入させます。
工場といっても建物自体は左程広くありません。警備スパイダーⅡを相手に無難に戦える程度の人数を建物内に突入させます。
ロボット相手には鉈武器が相性が良いのですが、一部の鈍器もロボット相手に大ダメージを与える事が出来る様になっています。
警備スパイダーⅡは確かに攻撃等の能力値は高いのですが、部位耐久力がかなり低いので此方の攻撃を当てさえすれば短時間で撃破する事が可能です。
秘密の薬物工場の敷地内には複数の工場が存在しています。ナルコ教団は全ての警備スパイダーⅡを撃破し、秘密の薬物工場の制圧を完了しました。
これでブラックシフターは違法薬物の製造が不可能になります。ですが、犯罪組織そのものを壊滅させなければ違法薬物の蔓延を止める事は出来ません。
今回、ナルコ教団がブラックシフター保有の秘密の薬物工場を壊滅させた事は遠からずブラックシフターの知る所になるでしょう。
違法薬物の密売を収入源とするハウンズもこの事態に黙っている事は無いでしょう。
スワンプの犯罪組織が事態を把握して動き出す前にナルコ教団は先手を打ってスワンプの犯罪組織を攻撃します。
ナルコ教団はスワンプの犯罪組織との全面対決に勝利する為にスワンプに向かいます。