高い枝から梅の実を取るのは骨です。

 

でも、今年はぜひ梅酒づくりに挑戦してみようと思います。

 

去年は完熟して地面に落ちたものを収穫しましたが、それでは梅酒は作れないようです。

 

今日は午前中患者さんを診せていただいてから、午後青梅を収穫することにしていました。

 

義母に頼らず梅仕事をするのは初めてなので、我が家の梅の木の青梅の大きさがどれくらいになるのかよくわかりません。

コロナ禍で高齢の義母は我が家に来られないのです。

 

梅は、まだ、少し小さいようでした。

 

もう少し待ってみることにしました。

 

我が家は戸口から玄関、玄関から応接間が連続しており、一階から二階は吹き抜けです。

 

二階の客間から物干しに出る窓以外はオーニング窓です。

 

庭木が吹き抜け部分の窓に迫っており、枝が繁茂すると、オーニング窓に挟まってしまいます。

窓は高いところにもあるので、そこの窓は鎖で開閉します。

 

開け立てに不都合が生じると困るのです。

 

梅の実は取らないことにしましたが、せっかく虫よけスプレーをし、軍手の用意をしたので、枝打ち、草刈をすることにしました。

 

少し前に白い花を咲かせていたハナミズキの背がかなり高くなってしまっていて、お隣の庭に手を伸ばしそうになっています。

 

こうなっていると風の強い日、特に台風の時は心配です。

 

そこで、伸びすぎた枝を少し落とすことにしました。

 

入蔵は庭木に一切農薬をまきません。

 

ハナミズキは周りの雑草に気を付けないとうどん粉病になるそうです。

 

入蔵が子供の時、近所でも大きな被害をもたらしていたアメリカシロヒトリの害も受けやすいそうです。

 

ちっとも気を付けてやらないのに病気にもならず、すくすく育っている木です。

 

その木に「枝が伸びすぎた」などという評価を勝手に下し、木の成長や樹形などのことについての知識を全く持ないのに適当に剪定してしまうのですから、我ながらひどいです。

 

数年前、適当に切ってしまったアジサイは今年も花を咲かせることはなさそうです。

 

今日はユズも適当に切ってしまったので冬に実を収穫できるかどうか心配です。

 

剪定をしている時に、庭に面した道をご近所さんが通りました。

 

「本当に暑いですね。大変ですね」と声をかけてくださいました。

 

「暑い」「寒い」「いいお湿りだ」「鬱陶しい」など、晴れなら晴れで、雨なら雨で、気分を述べ合う。互いに一喜一憂する。同じ地域に住んでいるということは「天気も共有しているのだ」ということを改めて意識しました。

 

入蔵の知り合いに、「人のことは信用していない」という人が結構大勢います。

 

でも、そういう人も、アパートに住んでいたり、お店で食品、食材を買ったり、外食したりしています。

 

入蔵からすれば「人のこと信用してんじゃん」と思えるのです。

 

アパートの隣の人が本当に信用できなければ、火事が怖くて夜寝られません。

 

一軒家でも同じです。

 

近所に住む皆が「火の用心をする」ということが信じられて初めて、夜、心配なく寝られるのではないでしょうか。

 

食に関しても同じでしょう。

 

「偉い人さえ信用できないのに」とついつい思ってしまいますが、コロナウィルスに関する対応でも、他人を信用していきたいです。

 

信用できる、信用されるにふさわしい行動をとりましょう。

 

庭のイチジクは例年に比べ、今年はたくさん実を付けています。

 

入蔵はこのところ毎年食べられないこのイチジクです。ですが、今年は何とか食べたいです。

 

母の大好物のイチジクを今年こそ自分で収穫して、仏壇に捧げ、お相伴にあずかりたいです。

 

我が家の庭から、この実を採って(盗って)いく人は、毎年同じ人なのでしょうか?

 

入蔵に「とらないようにという看板を掛けたら」と言ってくださる方が毎年います。

 

母は本当に社交的な人でしたから、母がこのイチジクの実を食べるのを毎年楽しみにしていたのを知っていらっしゃる方がご近所にはずいぶんたくさんいるのです。

 

入蔵は看板を掛けるべきでしょうか、掛けなくともよいでしょうか?

 

今年も、悩ましい季節がやってきました。

 

では、また(^^)/