この続きです。
うち、家族仲とってもいいです。
もう大人ばっかりで、みんないい歳だけど、だれかがいないと「なんかさみしいねえ」と言いあったり、離れて暮らしてる家族が帰省するとはしゃいで「おいしいもの食べよ!」「どっかいこ!」みたいになります。
ず~っと家族が好きでした。
でもね、友だちになるひとたちに「家族が嫌い」「うちの親は毒親」というようなひとが多い時期がありまして、「なんか……家族が好きってだめなのかな……?」「家族とべったりだから外に人間関係作れないのかな……?」というふうな不安や自分に対する疑いを持ったりもしておりまして。
思春期の頃などには、けして格好いいとかステータスが高いとかではない家族をきゃっきゃと好きでいるわたしについて、どうこういわれることもありまして。
でもね~、けさ母が言ったんです。
「排水口なおしたよ!」
って。
うちの台所の排水口、流れが悪くなっていたんですよ。
パイプ用洗剤とか使っても駄目で、業者さんを呼んでなおしてもらおうかと言っていた。
それを「外してなおした!」と母が。
うちの母こういうとこあるんですよね。ホームセンターでウォシュレット付き便座買ってきて自分でトイレに取りつけたり、家の鍵の構造をよく見てなおしちゃったり。
70代ですが、「人間にできることでわたしにできないことはないのよ」と言っています![]()
ああ、こういうところ好きだな~って思っちゃいますもん。
わたしもそれなりに歳をとって、いろいろなひとを見てきて、あらためて自分の家族はそりゃ欠点はあるにせよ、わたしにとって魅力的なひとたちだな~、と思います。
だから家族が好きで、仲がよくて、いいんです![]()
それにわたしだって、他に興味のあることがあったり、やりたいことがあったら普通に出ていって過ごしてきますからね~。
そんで疲れたな~、とか、どうしてるかな~、とか、思ったら家に帰ってきて。
それでいいんですよ
と、思えるようになりました。
な~んだか、七福神さん(の半分ぐらい)にありがとうございますして過ごしていたら、ひっかかっていたこと、気にしていたことにどんどんケリがついていくな~、福やな~。
