『360』(2011)拝見 | 時は止まる君は美しい

時は止まる君は美しい

巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

 

また出た、雪の空港足止めもの

フェルナンド・メイレレス監督作品、イギリス・オーストリア・フランス・ブラジル

 

 

 

アンソニー・ホプキンス様、ジュード・ロウ様、レイチェル・ワイズ様、

ベン・フォスター様、マリアンヌ・ジャン=バプティスト様他

 

 

世界7都市を舞台に、複数の男女の繋がりが複雑に絡み合いながら

予測不能な結末へと突き進んでいく様子を描き出す。(映画.comより引用)

 

アルトゥル・シュニッツラーの戯曲『輪舞』から着想を得た作品

 

 

足止めになった空港の一夜もの。

こちら、なかなか、ぎりぎりヤバい状態多し。

出張先でコールガールを呼ぼうとしたジュード・ロウ様は、

バーで待ち合わせなんかしちゃって、仕事関係者と会ってドキドキ。

こういう間抜けな役、上手いですね☆

 

 

 

妻役のレイチェル・ワイズ様は綺麗どころのお飾りかな?

あまり印象に残りませんでした。

 

 

 

 

 

 

乗り継ぎの前の飛行機で若いお嬢さんとお隣だったアンソニー・ホプキンス様、

一人で食事も味気ないと誘う。そしてまず航空券の手続きに。

彼女は約束の場所に行くと、どうやら気に入った男性が居て冒険しようとしている。

危ないかもしれないというホプキンス様の胸騒ぎは的中してる。

性犯罪で刑務所に入っていて、厚生施設に一人で移動中の男性でした。

受付で呼び出しを頼むものの、相手にしてもらえない。

 

 

その男性も、何とか信頼を裏切らずに厚生施設にたどり着きたい。

歯医者の先生が気になって仕方ない助手の女性も空港に。

宗教的にも悩む先生の出す結論は?

 

 

移民で姉が売春で生活を支える姉妹はもっと深刻。

 

 

 

足止めをくらったヤバい人の相手との仕事が。

 

 

 

運転手を外に任せて、時間延長してるボスと、

待ってる間に、姉を待っている妹と出会っちゃう運転手。

 

 

この絡みと、ホプキンス様あたりが、

物語を気持ちいいエンディングに誘ってくれるプチ息抜きになる、

洒落た一作でございました。

 

 

 

以前だったら蔵DVDにするところですが、うちもう場所がない。

頑張って拝見したら、頑張ってメルカリ出品・・・一期一会だわ。