ブルーノ・ガンツ様がおんじ!『ハイジ』(2015)拝見 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
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『Heidi』

アラン・グスポーナー監督作品、ヨハンナ・シュピリ原作、スイス・ドイツ

 

 

アヌーク・シュテフェン様、ブルーノ・ガンツ様、カタリーナ・シュットラー様他

 

 

アルプスの山に暮らすアルムおんじのもとに預けられたハイジは、

ガンコで無愛想だが、本当はやさしいおんじとすぐに打ち解ける。

 

 

近くに住むヤギ飼いのペーターという友達もできて、

ハイジはアルプスでの日々を心から楽しんでいた。

 

 

ところがハイジは突然、フランクフルトに住むお金持ちのお嬢様クララの話し相手として、

都会へ呼ばれることになる。足の悪いクララは車いす生活を送っていたが、

明るく素直なハイジに励まされ、元気を取り戻していく。

教育係のロッテンマイヤーさんから、お行儀を厳しくしつけられるハイジだが、

執事のセバスチャンやクララのおばあさまなど優しい人たちとも出会うことが出来た。

ハイジはクララとの友情を深めていくが、

一方でおんじの待つアルプスへ帰りたいという想いに強く引き付けられていく。

(Amazonより引用)

 

 

 

 

 

ロッテンマイヤーさんが、ただの怖いオバサンではなく、

すかしてはいるけれど、たまに滑稽だったり、女心があったり・・・

が新鮮だったです。で、猫アレルギーなんですよね。原作いあるのかな?

 

 

 

 

クララのお父さんより、お祖母様の方がいかす。

 

 

家庭教師はやる気がなかった「文字」の教育に、

ハイジの興味を抱かせてくれるのもお祖母様。

 

 

山では、おんじが勧めるおそらく強いお酒、ぐいっといっちゃうし。

ちゃんと、白パンの話は重要に出てきました。

ブルーノ・ガンツ様が亡くなる4年前の作品。

 

 

この作品を最晩年に選ばれたのか・・・おんじは髪とお髭で、

お顔は目と鼻しか見えないし、名優でないとこなせない?

 

 

 

そして、こういう役は、『水戸黄門』と同じで、

平凡な役者が演じると、安っぽくなるのかなあ。

実際のハイジの、子供用でない原作、読んでないんですよね。

 

 

 

 

 

ラスト、この映画に描かれているように、

ハイジに将来への夢、芽生えててるんですかね?

ハイジがそれを実現して行ったら、ペーター、君とハイジの結婚はないな。

 

 

少し前に「子供に観せるお勧めの映画は?」と、聞いて頂いたことが。

はて、これ、真剣に考えて、意外と解らないんですわ。

自分が子供だった時は、親が観てるの観てて、子供らしくなかった。

確かに夏休みには、ディズニー映画には行ったけど。(昔のディズニー)

 

 

 

でも、子供らしいって?年齢ごとに違うとは思うけど、

アニメは別として、どんな映画がいいのかなあ?

結局、一緒に予告編とか見て探すことになるのかな?

そのお宅のお坊ちゃまは、お写真拝見する限り、大人っぽくかっこいい。

 

 

 

こんな男の子に、ハロルド・ロイドやバスター・キートンの笑いとか、

理屈無く感じ取って笑って欲しいなあ、なんて考えました。