再再掲・『IL Capitale Umano(人間の値打ち)』タイトルの意味に愕然 | 時は止まる君は美しい

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巡りあった美しい人達の記憶を重ねます・・・
B面ブログ「扉・鎧戸・宵の口」も始めました。

2021年1月7日に再掲してました。

年が明け、地震が起こり、また、ご訃報も続き・・・

時間は「光陰矢の如し」に過ぎ去っていくのか。

 

 

スズキさんも、今年11月、還暦でらっしゃる。

また、良い映画でお会いしたいです。

(未だにフルネーム覚えられない。)

 

 

 

 

 

2023で検索して出てきたスズキさんお写真シリーズ。

 

何となく同世代を感じる写真 ↑↓ もっと同世代を感じる写真。

 

スズキさんご登場

 

適当に編集ページから過去にさかのぼって、

ぽんっと当てた記事再掲させて頂いてるシリーズ?

いやあ、お正月早々、シビアな作品に当たりました。

(実はこの前に当ててしまったのが、黒澤清監督のおフランス映画で、

これは勘弁、と二回目ひいたのが当記事。)

 

 

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ様、好きで、

ご出演作選び信用してます。

自分の役の大小より、作品の良さで選ばれてる?

この方と、カトリーヌ・フロ様追いかけてしまいますね。

本作も、間違いない一作です。

とてもとてもとてもシニカルで・・・

おせち料理な娯楽作にちょっと飽きた頃に、是非?

 

群像劇好きをよろめかす一作

 

パオロ・ヴィルズィ監督作品。2013年、(イタリア)109分

ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ様ファブリッツィオ・ベンティボリオ様ジョヴァンニ・アンザルド様

ファブリツィオ・ジフーニ様ヴァレリア・ゴリノ様ルイジ・ロ・カーショ様マティルデ・ジョリ様

 

 

ミラノ郊外、名門校のレセプションが行われる。

パーティーが終わった後、宴会サービスの一人がバイクで帰宅中、車にひき逃げに。

瀕死の重傷だったが、遂に死亡に至る。

パーディー会場では、円卓のひとつに、カップルのファミリーが着席していた。

富豪ボンと、中産階級セレーナの家族

 
 
 

 

富豪投資ファンドを手掛け、セレーナの父は、ごく普通の不動産屋を営む。

後妻のロベルタは心療内科医で、現在双子を妊娠中

半年前、セレーナを彼氏の家に送って行った時、門扉の所で降ろしてという娘を乗せ、

そのまま敷地内に自動車を乗り入れる父。「家までどのくらい距離があるんだ!」と大興奮

父のミーハー加減を知っている娘は「だから降ろしてって言ったのに・・・」

 

 

玄関口では、自分も車から降り、みどり内「スズキさん」ことヴァレリア・ブルーニ・テデスキ様、

奥様に、押しつけがましくご挨拶。娘が邸内へ、奥様がお出かけされた後は、

勝手に庭を見て歩くミーハー父。テニスコートでは、館の主が仲間とテニス中

ここでも、図々しく挨拶する父。結局一緒にテニスをすることに。で、意外と強い

 

 

そして、世間話のふりをして、見え見えに、投資の相談を持ち掛ける。

最低70万ユーロから、そして、それが総資産の20%以下条件投資

それを銀行から借入し投資に充てる父。

 

 

彼氏のパパは、彼のことなど爪の先ほども興味はなく、馬鹿にしているのに、

「いや、彼のテニス友達なんだよ」とか言う父の小物さ加減が徹底的

しかし、、彼氏との恋愛に、自分が本当に彼を好きなのか自信がない。冷静。

そんな中、義母の診察を受ける義務がある、

麻薬の売買をしてつかまった過去がある青年と出会う。

彼の持つ感覚に、どこかときめいてしまうセレーナ。いやマジ、富豪のボン、つまらんし

 

 

その富豪一家では、奥様スズキさんも、行き詰ってる

は仕事も家庭も、完全独善的。思い通りでないと気に入らないし、見向きもしない。

「あたし、何のために生きてるの???」

 
 
 

 

そこで目に入るのが、街唯一の劇場。老朽化で取り壊し決定している。街から劇場が消える。

夫に出資を頼み、保存へと、運営委員会結成し、再建に向かって動き出す。

 
 

 

セレーナは、富豪のボンに別れを告げ、本当に想いを感じた彼と付き合い始める。

しかし、「恋人」を目されていた為、ボンが友人宅で悪酔いしたら、呼び出される始末。

 

 

そんな中、投資ファンドが予想を覆す大損へ、借金で投資したセレーナの父真っ青

「娘の恋人の父で、テニス仲間」の富豪に泣きつくが、虫けら扱い。

 

 

この、全員が、浮いたり沈んだりの、悲喜こもごものドラマが繰り広げられる中、

どどんっと、全員に関係する事態が持ち上がる・・・のが群像劇の定石

 

 

 

イタ~リア辛口でありました。「人間の値打ち」上手く訳されてる皮肉なタイトル。

そのタイトル通りと言えばいいのか、是非ご覧になられて、最後のクレジットにやられて下さい。

 

そして、世はすべて事も無し

 

Valeria Bruni Tedeschiヴァレリア・ブルーニ・テデスキ様

10枚+1枚

 

 

 

 

なかなか新作を拝見出来ないのが残念なお方

だってこうやって拝見出来る作品はずれが無いもの。

 

 

 

それだけ名作見逃している気がする・・・

 

 

まるで部屋着と同じような着こなしさまになるのがヨーロッパ?

 

 

元フランス大統領サルコジ夫人カーラ・ブルーニ様が妹さん。

 

 

歌手と大統領夫人の二足の草鞋・・・

あまり素敵にこなされてらっしゃったイメージが無い奥方で、

お姉ちゃんの聡明さとは違う気が・・・

おフランスでもあまり好感持たれてないとか、まあそうだろうなあ。

 

 

 

でも、やはり似てらっしゃる。

イタリア人だけどうりざね顔?

 

+1枚

お母ちゃんも一緒で☆彡

仲良しさんでいい感じ。

 

 

う~む、イタリアのリッチなお家!って感じ。