夢には鎮魂歌・・・
ダーレン・アロノフスキー監督作品、アメリカ、110分
ジャレッド・レト様、エレン・バースティン様、ジェニファー・コネリー様、
マーロン・ウェイアンズ様、シーン・ガレット様、クリストファー・マクドナルド様他
麻薬や薬の中毒の映画?です。
お母さんは未亡人、息子は高卒で仕事が見つからない。
とても恵まれた状態とは言えないけれど、ごく普通の家族。
息子には美人の恋人がいて、いい友人もいる。将来への夢も持っている。
その資金の為に麻薬の密売に手を出す若者。
テレビ漬けの孤独感を持つ母親は、
視聴者参加型のお気に入り番組への出演の話に、
想い出のドレスを再び着れるようになるために、
病院でダイエット・ピルを処方してもらう。
若者たちは、「商品」の品質を確かめる試用が、中毒へ。
母は、興奮剤的な効果があるピルの量が増え、やはり中毒に。
崩壊し、真っ逆さまに堕ちていく四人の姿を描いた、
何の救いもない、絶望的映画。
なのに、どこか印象に残る・・・
トリップして、テレビに出演しているつもりになる、母、
エレン・バースティン様、流石というしかない。
釘付けになる、表情で、スピーチしてらっしゃいました。
芸達者だし魅力的な、若い俳優さんたちの記憶がすっ飛ぶほどに。
ここのところ、家に帰るとぐったりで、なかなか映画が見れません。
そんな中・・・なぜこの映画を拝見しちゃったんだろう???
どうしてだ、私?